電光掲示板が表わすタイムは「9秒98」
雄叫びと共にトラックを駆け抜けたのは、9月9日のことでした
彦根市立城陽小学校でサッカーを始めた際は、ゴールキーパーながら
俊敏で、ついたあだ名は「ジェット桐生」(笑)。
中学校から本格的に競技を始め、その豊かな才能は、京都にある
洛南高校で開花しました。
限界まで追い込む厳しい練習に手を抜かず、砂浜や坂道で倒れ
込むまで走り込み、3年生の春、10秒01をマーク。
その後も、基礎練習である腕振りを黙々とこなしました。
東洋大学進学後も、帰省する際は訪れるという母校。
今年6月の日本選手権で4位となり、世界選手権の代表を逃した
際は、高校時代の監督に、「お前は最後の学年に強いから」と
励まされ、まさしく大学4回生の秋、日本人初となる9秒台を
マークしました
今まで、ずっと期待し続けられてきて、そのプレッシャーはきつかった
と思います。
おめでとう、桐生くん
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