京都府舞鶴市沖の日本海でこのほど、原始的なサメの一種、
エビスザメの雄1匹が見つかりました
今回見つかったサメの体長は1.2m。
温帯の浅い海域に生息していることが多く、日本近海で確認されるのは
珍しいんだそうです。
京都大舞鶴水産実験所によると、多くのサメ類が背びれが2枚、
えら穴が5対あるのに対し、エビスザメは1枚、7対と古代のサメに
近い特徴を持っているそうです
海流に乗って南方からやって来たとみられ、過去20年間で報告が
あった日本海での捕獲は、2004年の山口県と15年の宮津市の
計2匹だけ。
1月30日に定置網にかかり、舞鶴漁港に運ばれた時には既に
死んでいました。
同実験所が引き取りましたが、学術標本用として茨城県の国立科学
博物館の研究施設に寄贈されたそうです。
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