東日本大震災の被災者に向け、多くの募金が集まっているようです。
日本赤十字では、14日の受付から25日までに401億円
阪神大震災の際の2倍を超える金額が、みなさんから集まったようですが、
問題は配分をどうするかということ。
阪神大震災では約2週間後には、死亡の見舞金や住宅支援の資金などの
配分が決まったのですが、今回は被害が広域過ぎて、被害の状態が
まだ把握できていない状態。
一刻も早く、平等な分配ができるようになるといいのですが・・・
さて、もちろん人の命は何物にも代えがたいものですが、動物の命も同じ。
震災で物流が滞り、十分な餌を確保できなくなった、宮城と岩手の動物園
2園に、近畿の動物園や水族館が、飼料約5トンを送りました。
これは、日本動物園水族館協会が全国に協力を呼びかけたもので、
近畿ではこれが初めて。
牧草を固めた餌などの飼料を、一旦京都市動物園に集め、28日の朝、
動物園を出発しました。
京都市動物園の方は「人間が第一だが、動物の命も尊い。我々が
支えないと」と話されていたようです。
動物たちの元気な姿が、早く見られるようになることを願っています