転院から一ヶ月…
リハビリの時間以外も、寝てるだけではよろしくないからと車椅子に座ってる…
一人で座って、何をしているわけでもなく…
高カロリーのコーヒー牛乳がお気に入りだったから持って行ったら喜んで飲んだ
「気分はどうですか〜？」
『退屈よ…早く帰りたい。』
って…そうだよねぇ～
リハビリで立つ、歩くの練習はしているけれど…一人でなんて、とても無理な状態
言葉も減って来てる…
こちらの話しにも返そうとしているけれど、うまく言葉が出ない感じ…
ショートステイ先の相談員さんと話し合う。
相談員さんも、このまま継続しても良くなるよりも、お母さんらしさがなくなるのではないか？と…
「娘さんが、一番望まれることは何ですか？」
ゆっくりと聞かれた。
私が一番に望むこと…
認知症…
最初は分からなくなって不安で、イライラして怒りっぽくなった母…
それに伴い、私もイライラして怒ってばかりで苦しんだ。
だんだん、行動もおかしなことになり、
夜は眠れなくて、気が狂いそうな毎日だった。
仕事と母のお世話の両立に限界を感じて、母のお世話の時間を減らした。
少し、母と距離が出来ると私の心に余裕が出来た。
悪いことばかりじゃない。
そう思えるようになっていた✨
理学療法士さんとも話しをして、もう少し人の手を借りたとしても、車椅子への移乗、トイレに座ることが出来るくらいには頑張ってみることにした。
母は自分の気持ちを言葉にすることは難しい。何を聞いても、
『分からないわ～』
と答える。
ならば、私が一番望むことを、じっくり考えてみよう
負けてたまるかぁっっっ！！！