まさか私が…Instagramを乗っ取られました
「友人からのお願い」でも油断しないで!実際にあった手口と対処法
「アカウント乗っ取り」という言葉を聞いたことがありますか?
ニュースなどで聞いたことはあっても、
「そんなこと、自分には起こらないでしょう」
私は、どこかでそう思っていました。
ところが先日、私自身がInstagramの乗っ取り被害に遭ってしまいました。
このブログを紹介しているInstagramだったので、本当に気が気ではありませんでした。
しかも、私のアカウントを使って、私がすすめているように見える投資に関する投稿までされていたのです。
もし、私を信用してくださっている方が、その投稿を見て信じてしまったら……。
そう考えると、とても怖くなりました。
幸い、今のところ、私のアカウントを通じて金銭的な被害に遭ったという連絡はありません。
今回は、私が実際に体験したことと、乗っ取りに気づいてから行ったことをまとめておきます。
同じような被害に遭わないために、ぜひ最後まで読んでください。
まず知っておいてほしい「アカウント乗っ取り」
私の場合、始まりはFacebookに届いた1通のDM(ダイレクトメッセージ)でした。
相手は、私の友人でした。
そのため、まったく警戒しませんでした。
届いたDMは、こんな内容でした。
「オンラインインフルエンサープログラムのアンバサダーに立候補しているのですが、投票していただけますか?」
「そんなものに応募したのかな?」
と思いながらも、
「友人に1票入れて応援するだけなら……」
と、返信してしまいました。
これが、今回の乗っ取りにつながるきっかけでした。
「友人からだから大丈夫」が危険でした
ここが今回、私が一番反省しているところです。
知らない人から届いたDMだったら、きっと警戒していたと思います。
でも、友人の名前から届いたメッセージだったので、何も疑いませんでした。
ところが実際には、その友人のアカウントも乗っ取られていたのです。
つまり、
「友人から届いたから安心」とは限らない。
このことを、今回身をもって知りました。
警察庁も、SNSのダイレクトメッセージなどをきっかけに、投資を勧めてお金をだまし取る「SNS型投資詐欺」について注意を呼びかけています。(警察庁)
こんなDMが届いたら要注意
今回届いたのは、
「投票してください」
という、一見すると無害そうな内容でした。
でも、このようなやり取りのあとに、
-
電話番号を教えてほしい
-
SMSで届いた認証コードを教えてほしい
-
リンクをクリックしてほしい
-
別のページでログインしてほしい
などと言われたら、いったん手を止めてください。
特に注意したいのが、SMSなどで届く「認証コード」です。
認証コードは、本人確認のための大切な情報です。
「友人に頼まれたから」といって、人に教えないようにしましょう。
私の場合、わずか10分ほどで異変が起きました
DMでのやり取りが終わってから、わずか10分ほど。
私のInstagramに、私が投稿した覚えのないものが大量に投稿されました。
しかも、それは投資をすすめる内容でした。
私は当然、そんな投稿をしていません。
その後、Instagramから警告メールが届き、アカウントも停止された状態になりました。
さらに、その直後には友人2人から、
「乗っ取られてるよ!」
と連絡が来ました。
そこで初めて、
「本当に乗っ取られてしまったんだ……」
と実感しました。
乗っ取りに気づいたら、まず落ち着いてください
こういうことが突然起こると、頭が真っ白になります。
私もそうでした。
でも、時間を置かずに対処することが大切です。
Instagram公式でも、アカウントが乗っ取られたと思われる場合は、アカウントの復旧手続きに加えて、パスワードの変更、二段階認証、登録しているメールアドレスや電話番号の確認などを案内しています。(Facebook)
ここからは、私が行ったことを参考として、できるだけ分かりやすくまとめます。
【ステップ0】ログインできない場合
まず、Instagramにログインできるか確認してください。
もし、
「パスワードを変えられてログインできない」
という場合は、Instagram公式の復旧手続きを利用します。
Instagram公式「ハッキングされたと思われるInstagramアカウントについて」
Instagramでは、状況に応じてログインリンクやセキュリティコード、本人確認などによる復旧方法が案内されています。(Facebook)
自分だけでは難しい場合は、ここで無理をせず、家族や詳しい友人に相談してください。
【ステップ1】パスワードを変更する
ログインできるのであれば、まずパスワードを変更します。
犯人に知られてしまった可能性のあるパスワードは、そのまま使わないようにしましょう。
また、ほかのサービスでも同じパスワードを使っている場合は、そちらも変更したほうが安心です。
Instagram公式も、アカウントが乗っ取られたと思われる場合の対策として、パスワードの変更を案内しています。(Facebook)
【ステップ2】知らない端末からのログインを確認する
次に、
「自分が使っていないスマートフォンやパソコンからログインされていないか」
を確認します。
Instagramでは、アカウントセンターの「パスワードとセキュリティ」から、ログインに関する情報を確認できます。
見覚えのない端末があれば、ログアウトなどの対応をしてください。
設定画面は今後変更される可能性がありますので、表示される項目が違う場合は、Instagram公式ヘルプを確認してください。
【ステップ3】二段階認証を設定する
次に、二段階認証を設定します。
二段階認証とは、パスワードだけでなく、もう一つの確認方法を使って本人確認をする仕組みです。
Instagram公式では、認証アプリやSMSなどを使った二段階認証が案内されています。認証アプリによる二段階認証も利用できます。(Facebook)
二段階認証を設定しておくことで、知らない端末からログインしようとしたときに追加の確認が必要になり、アカウントの安全性を高めることができます。(Facebook)
ただし、二段階認証を設定したから絶対に乗っ取られない、ということではありません。
普段から怪しいリンクを開かない、認証コードを人に教えないなどの注意も必要です。
【ステップ4】知らない連携やアプリがないか確認する
乗っ取りが疑われる場合は、
「知らないアカウントが連携されていないか」
「怪しい外部アプリにアクセスを許可していないか」
も確認します。
見覚えのないものがあれば、アクセス許可を取り消すなどの対応をしてください。
Instagram公式も、アカウントを安全に保つため、セキュリティ設定や二段階認証などを確認するよう案内しています。(Facebook)
そして、勝手に投稿されてしまったものがあれば削除します。
私の場合も、勝手に投稿された投資に関する投稿を一つずつ確認して削除しました。
【ステップ5】フォロワーに「乗っ取られた」と知らせる
これも大切なことだと思います。
もし自分のアカウントから、
「投資をすすめる投稿」
「お金もうけをすすめる投稿」
「怪しいリンク」
などが勝手に投稿されていたら、できるだけ早くフォロワーに知らせましょう。
例えば、
「私のInstagramが一時的に乗っ取られ、私が投稿していない投資に関する投稿がされました。私からの投稿ではありませんので、絶対に信じたり、リンクをクリックしたりしないでください。」
というように、はっきり伝えます。
私の場合も、友人が「乗っ取られているよ」と知らせてくれたことで、早く異常に気づくことができました。
一番大事なのは「すぐに誰かに相談すること」
今回のことで、私は身をもって感じました。
「自分は大丈夫」と思っていても、突然起こることがあります。
そして、乗っ取りに遭ったときは、一人で何とかしようとすると余計に焦ってしまいます。
スマートフォンの操作が苦手な方なら、なおさらです。
家族や子ども、詳しい友人など、頼れる人がいたらすぐ相談してください。
「こんなことも分からないの?」
と思われるのが恥ずかしくても、そんなことを気にしている場合ではありません。
時間を置かずに相談することが大切です。
「怪しいかな?」と思ったら、まず検索
今回のことで、私が皆さんに一番伝えたいのはこれです。
「友人からのメッセージだから大丈夫」と思わないこと。
何か少しでもおかしいと思ったら、メッセージの文章の一部をそのまま検索してみてください。
同じような被害について注意喚起されている情報が見つかることがあります。
そして、
「電話番号を教えて」
「SMSの番号を教えて」
「このリンクを押して」
「このコードを入力して」
などと言われたら、いったん手を止めてください。
すぐに返事をしないこと。
これだけでも、被害を防ぐ大きな一歩になります。
もし被害に遭ってしまったら
もしアカウントを乗っ取られてしまったり、投資詐欺などでお金を振り込んでしまったりした場合は、一人で抱え込まないでください。
警察庁は、SNS型投資詐欺について注意を呼びかけており、不安を感じた場合の相談先として、警察相談専用電話「#9110」や消費者ホットライン「188」などを案内しています。(警察庁)
なお、緊急の事件や事故の場合は「110番」です。
おわりに
今回のことは、私にとって本当に怖い経験でした。
まさか自分がSNSの乗っ取りに遭うなんて、思ってもいませんでした。
でも、今回の経験をブログに書こうと思ったのは、「私のような経験をする人が、一人でも減ってほしい」と思ったからです。
特に私たちの年代は、「スマートフォンは使っているけれど、詳しいことはよく分からない」という方も少なくないと思います。
私自身も、決して詳しいわけではありません。
だからこそ、「分からないからこそ、怪しいと思ったら一人で判断しない」これが大切なのだと思います。
友人から届いたメッセージでも、安心しきらない。
認証コードは人に教えない。
怪しいリンクは押さない。
そして、困ったら家族や詳しい人に相談する。
この4つだけでも、ぜひ覚えておいてください。
今回の私の経験が、誰かのお役に立てればと思います。



