先日、と言っても既に三週間が過ぎてしまっているが、
鳥羽水環境保全センターの「鳥羽の藤」に伺った折りに、

 


以前全く気が付かなかった日本庭園を発見して喜んだ。










白い藤ではあるが、立派な藤棚も設けられていた。











多くの人は120mの藤棚の方にしか興味なく、
こちらに入り込んで一休みしているのは、
喧騒に少し疲れた年を召されたご婦人方くらい。










見るところ池泉回遊式庭園なので、
本来ならば水が張られているはずだが、
古い下水用パイプがオブジェのように配置されていた。





落ち着いて拝見したいのでともかく第一目的、
人で溢れる120mの藤棚をそそくさと拝見して戻って来た。

 










立派な石橋が掛けられ、

 










それ以上に大きくて立派な灯籠、











趣のある石が惜しみなく配置され、



きっと名のある作庭家と思い、
家に戻ってから関係資料を検索してみるが、
全くこの日本庭園に触れた資料が出てこない。
この施設自体は1939年4月に運転開始している。








モミジはさほど多くは見受けられないが、
秋には最もベストの光景を披露すると思われる。




その時期は入れるかどうか分からないが、
強引に伺って交渉して、
関係者にもっと詳しい事を探ってみるのも、



出来れば池に水が張られた、造営当時の姿を拝見したいものだ。