ようやく落ち着きを取り戻しつつある京都。
京北町の常照皇寺など一部を残し、既に終盤を迎えている。
普段運動をしないので、桜と紅葉期には人三倍動き回る事により、
慢性的運動不足をここで解消している?
こんな都合よく帳尻が合うとは思わないものの、
船岡山麓、健勲神社の鳥居下の散り桜、
目の前のマンホールにも、
七本松通仁和寺街道角の立本寺。
ソメイヨシノの花は樹齢を重ねると白っぽくなるが、
ひとたび枝から離れ落ちるとピンクが差す、
花弁となって、又、生き返るかのように、
最近とんと遠のいていた、
寺之内の妙蓮寺手水舎横の蓮鉢、
堀川通りを越し、その先の宝鏡寺の角、
百々ノ辻を折れて再び本法寺の本堂前、
ソメイヨシノはかなり散って、
一部はふかふかの桜絨毯。
こちらは川面に浮かぶ花弁のように、
こんなにも散ってしまってはいるが、
一段と艶やか、
仁王門の参道には早くも山吹。
ここまで来たら、
ついでに妙顕寺にも寄ってみるのが情けと言うもの、
境内のツツジの小径にも桜のカーペット、
一週間前に豪勢に咲いていたソメイヨシノ、
散るサクラ 掃く無粋者 歩く愚者
サボる雲水 桜の夢見
本堂裏手には錦鯉が泳ぐ池がある。