西日本、関東方面が桜満開を迎える中、京都も。
先週末、京都御苑の駐車場が満車で道路に行列、歩道に溢れる人々。
こんな光景は初めて、まるでイベント会場のドーム球場のように、
多くの外国人観光客と共に入場無料のあらゆる門を潜っていた。
この時、京都で満開だったのはここだけだったので、当然と言えば当然。

 



私も桜の季節に最も訪れるのはやはりこちら。
これは4日前の日没前、すでに早咲きの出水の糸桜は終盤前。
この時間こんなにも人通りがあるのはやはり初めて。
撮影日和では無いが、殆どの人が満開の近衛邸跡を目指していた。

 

 

 

 





一週間前にはこの一本の糸桜に群がっていたのに、










この周辺の通りにもシダレ桜にお目に掛れる。
聖アグネス教会の先の平安女子の校舎前。









その向かいの有栖川宮旧邸のシダレも、
先日府庁旧本館に伺った時には、
優美な枝ぶりと満開の花を惜しみなく披露していたが、
今は見上げる人殆ど無く、アッという間、
今出川通りの冷泉家の桜も、








今年は何やかんや言うても、余り天候には恵まれていない。
今にも雨が降ってきそうな近衛邸跡。






それでも近衛邸跡は何と言っても開花期間が最も長い。




以前は平野神社の魁桜が京都の開花の目安だったそうだが、
今は出水、近衛池の糸桜がその役割を果たしているようだ。










そして白っぽい糸桜が満開になる頃、
紅い糸桜が咲き出し、周辺のサトザクラ、山桜など、

 

 

 

 

 

 


各種の桜が一ヵ月以上に渡って咲いているので、



西の児童公園周辺でも、

 

 

 

 



糸桜は横の広げた手入れが施された枝振りの良いものと、
すくすくと自然に伸びた10メートル以上の糸桜がある。

 

 

その枝の流れは陽が当たると春雨の様に見える。












最近この近衛邸跡に喫茶が出来る休憩場の様なものが出来た。
又、邪魔なものが出来たな~と思っていたが、
変わり映えしない桜風景に、ある意味アクセントになる( ´艸`)。










その南の一角、この建物と同時に整備されていたが、











結構迫力あるでないか!











新しいポイント発見、といつもの能天気発想。











近衛池の糸桜は終盤に入り寂しくなるものの、

 

 

 

 








近衛邸跡はこれから二転三転と景色を変える模様。