いつも聴いているFM COCOLOの特集アーティストは薬師丸ひろ子。
新年早々なので嫌いなアーティストが流されなくて良かった。

なんせその時は一日少なくとも10曲、

一ヵ月で300曲も聴く事になるので、嫌いな場合地獄の一ヵ月( ´艸`)。
女性歌手で嫌いなアーティストはそんなにも居ないが、
男性アーティストはかなりの数がいる。何がダメかと云うと声、
ボイス、それと謳い方、最終的にその方が作詞した歌詞を吟味してみると、
やはり自分の感覚から大きく離れた事を重要だと思っている事による。
これは多くの日本人が支持している超有名な男性アーティストにかなりいる。
例外で、一人だけ女性アーティストで苦手な方がいる。
この方は仕草まで鬱陶ししく感じてしまって、
彼女の声が聞こえると「見ざる聞かざる言わざる」に徹している( ´艸`)。

 



と言っても薬師丸ひろ子は格別好きな女優でも無い。
彼女はアイドルの中でも特別な存在と言う事は知っている。
角川映画と相米慎二監督が創り出したアイドルの中でシンデレラガール。
ある意味アイドル女優の第一号で男性に熱く支持されていた。
私のアイドルはフランス人のシルビーバルタンと
イギリス人のツイギーで終わっているので、
日本人のアイドルは全く興味も無かったし、存在をも認めてなかった。
だから薬師丸ひろ子の作品は映画好きにも関わらず、ほとんど観ていない。
観ているとしたら、テレビ放映で『セーラー服と機関銃』、『野性の証明』位。
だから薬師丸ひろ子について語る権利など一切持ち合わせていない。

しかし、前述で歌手の重要な要素としてボイス、声質の良し悪しによって、
共感して聞き惚れると言ったように、薬師丸ひろ子の声は好きな方だ。
究極的に歌手の良し悪しは声質、謡い方、ボイスの振動、奥行き、
暴言的に申せば、歌詞はどうでもよい( ´艸`)。
番組で流されるのはヒット映画のテーマ曲が多いので、
観てないとしても聞き覚えのある曲が多い。
薬師丸ひろ子は私より10歳以上も年下だが、年上、
特に歌手の玉置浩二と離婚してから憂いさが増して、
不思議と母のような包容力を感ずる事もある。


薬師丸ひろ子の歌い方は独特で、万と存在する歌手と全く違う。
もちろん演歌歌手の様なこぶしを使う事無く、
又、アイドル歌手の様な媚びた歌い方もしない、
どこか童謡歌手のようで、癖の無い透き通るような正統派の歌い方、
と言ってもオペラ歌手のように誇張されていない。
思い巡らして過去を探っていくと、幼稚園の時の好きだった担任の先生。
学生時代は担任の殆ど男性教師、それもアル中、いい加減、日和見主義、自殺志願者、
依怙贔屓が強い、時代から取り残されたかのようなガラパゴス的熱血教師等々。
考えてみるとロクな男性教師に恵まれなかったな~。
幼稚園と小学校一、二年の時だけ女性の歌の上手だった先生だった。
優しくて、初恋は当然、この二人にどちらにも恋心を抱いていた。



大体、特集に組まれるのはアルバムの新作か公演の時が多い。
1月24日に約6年ぶりとなるオリジナルアルバム「Tree」を発表した。
それと連動してコンサートも東京・EX THEATER ROPPONGIと
大阪・森ノ宮ピロティホールの2会場で全6公演が開かれる。



最近よく、無料音楽配信のSpotifyのアルバムを編集していて、
自分好みのオリジナルCDを作っている。
これを機会に薬師丸ひろ子のマイベストを作ってしまった。
Spotifyで彼女のアルバムは10作品ほど扱っていた。
ざっと聞き流してベースとなるアルバムを決めて、
収録したい楽曲もプラスする。

薬師丸ひろ子のベスト・アルバム『歌物語』
Disc 1、Disc 2の2枚組

Disc 1
セーラー服と機関銃(オリジナル・バージョン)(4分34秒)
探偵物語(3分56秒)
すこしだけ やさしく(4分41秒)
メイン・テーマ(3分26秒)
Woman "Wの悲劇"より(3分53秒)
あなたを・もっと・知りたくて(3分53秒)
ステキな恋の忘れ方(4分28秒)-----ここまで


ささやきのステップ(4分18秒)
瞳で話して(4分1秒)
紳士同盟(3分59秒)
ハードデイズ・ラグ(3分20秒)
時代(3分52秒)
語りつぐ愛に(4分10秒)
風に乗って(4分28秒)
夕暮れを止めて(5分1秒)
僕の宝物(4分52秒)


残念ながら聞き覚えのあるのはDisc 1の「ステキな恋の忘れ方」まで7曲、
Disc 2はやはり全く聞き覚えが無かった。

薬師丸ひろ子のマイベストとしては、
これ以外で収録したいのは「戦士の休息」
映画『人間の証明』の挿入歌、オリジナルは町田義人、そのカバー。
『人間の証明』は薬師丸ひろ子のデビュー映画なので、どうしても。
それからこの期間最も印象的だった「きみとわたしのうた」。
ボーイ・ソプラノ・ユニット、天使の歌声で名高いLIBERAとの、
日本人アーティストとして初めてのコラボレーション、これで決まり。
既に10枚ほど好きなアーティストのCDを編集しているが、
まさか11枚目が「薬師丸ひろ子マイベスト」になるとは、自分でも意外だ。




LIBERAとのコラボが成立する歌手はやはり、薬師丸ひろ子しか思い当たらない。


 

 


聖母薬師丸ひろ子様の降臨!