本日の都大路は全国の高校生ランナーに占拠され、
全国高等学校駅伝競走大会なるものが催されていた。



この時期になると主要な神社の絵馬が飾られる。
先ずは近場の北野天満宮。






少し遠くから撮影をしていると、
目の前にゴツンと音と共に松ぼっくり。

 


たいした重さでは無いが頭に直撃しないで良かった( ´艸`)。








来年の干支の辰は妙なポーズの龍。



京都市在住の日本画家、三輪純子さんが描く龍は、
天から舞い降りている姿を描いているそうだ。







楼門潜って直ぐの赤目撫で牛の背後、
薄クリーム色はヤツデの花?



知らなかったが、
風水ではヤツデのような葉っぱの大きい植物は、
邪気が入るのを防いぎ、魔除けになるのだそうだ。

ヤツデを漢字で書くと「八手」、
実際にはヤツデの葉は8つに分かれている事はまずなく、
7つや9つの奇数に分かれているらしい。
日本では八は数が多いことを表す数字で、
末広がりの縁起が良い数字だった為と考えられている。
又、魔力を操る天狗がその力を発揮するのに団扇を用い、
その形が似ている事も、魔除けに繋がっているらしい。
ともかく新年には格別縁起が良いらしい。



そんな事をほざいていたら、絵馬所が後光に輝いていた。











三光門はあっけらかんとした陽光の下。












紅葉期は立ち寄らなかった御土居のもみじ苑。







御手洗祭が執り行われる先の梅林。



遠目に早くも紅梅の綻びかと思い、











近づいて確認してみると、
違う木の枝が絡みついていた。











どうも秋グミのようだ。












さほど太くない幹なのに、生命力がハンパでは無さそう。












本殿西口の蠟梅の葉は黄色を増しているが、
蕾が綻ぶ頃には色濃くして透けて、
蝋細工みたいになる。






摂社群が居並ぶ辺りにもヤツデ。

 


今度撮る時には肝心の葉を撮ろう、覚えていれば。






本殿東口の前には、これも縁起物の南天が植えられていて、
その実が途轍もなくこの写真の二倍、一センチ近くもあり、
これほど大きな実は見かけた事が無い。

 


明日は終い天神が執り行われるが、
この日は正月の準備で機材などがその辺りを占拠していて、
準備に追われている神社関係者にご迷惑が掛かると思い近づけず、
只々、無事に新年が迎えられるのを願うのみ。