長引いた夏は京都の紅葉に何がしかの変化をもたらしている。
鷹峯の光悦寺、源光庵、常照寺の三箇寺にも。

光悦寺はコロナ禍前に参道で撮影者の事故があってから、
全面的に山門までの参道の撮影が禁止となり、
更にそれまで比較的ゆるかった拝観が、
駐車場の門扉まで警備員が制御するようになり、
何か物々しい感じがして、この時期は入る気にならない。

 



これは2017.11.22撮影。

 

 

 

 

 

 

 

 





すでにこんなにも艶やかであったが、
同じ時期でありながらまだまだ青葉が目立っていた。






その向かいに日蓮宗の清雲山圓成寺。
ほぼ同じ場所だがこちらの参道、境内はすでに見頃を迎えていた。



但し、こちらのお寺は拝観は自由だが、
境内の撮影は一切禁止されている。











源光庵は例年通りの紅葉を迎えているが、
残念事に山門周りのススキがもう一つ。

 

 

 

 



これは2018.11.22撮影の山門風景。

 


紅葉とススキと白い飾り窓を施した黒門のコントラスト。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



本堂前の大きな楓も黄葉から紅葉に変わろうとしていた。











「悟りの窓」と「迷いの窓」も紅葉化が始まり、
大勢の観光客が慌ただしく本堂に吸い込まれていた。











三箇寺とも二、三分で行き来できるエリアなので、
天候状況は変わりは無いが、

 

 

 

 

 

 

 





常照寺の参道はすでに散り気味。











少々落葉が進んでいるが、
境内奥には吉野太夫が好んだ大円窓の「遺芳庵」、茶室「聚楽亭」

 

 

 

 

 

 

 

 

 



これから晩秋の風情が楽しめる光景も、
きっと鬼子母尊神堂辺りも良さそうだ。

 

 

 

 

 

 






すでに終盤を迎えている所もあるが、
全体的には京都は本格的な紅葉季節に入った模様。