ほんの一週間前までは、
もう日本には秋はやって来ないのではないかと思っていたが、
あにはからんや普通の秋が訪れている( ´艸`)。
千本通りは百万回とは言わないまでも、
今までに1万回は通っていると思う。
丸太町通り、今出川通り、寺町通りと同じく、
私にとって何の変哲も無い生活道路である。
そんな千本通りを自宅から北上し、
今出川を過ぎ、少し行くと右手に釘抜地蔵、
さらに北上すると左手に千本ゑんま堂、
本堂前には見かけない植木が置かれていたが、
立ち寄らずそのまま行くと上品蓮台寺。
平安京のメインストリートの朱雀大路は、
厳密では無いが最も近いのは千本通りになる。
微かに赤い花が見えたので山門を潜ってみる。
終盤近いサルスベリとやはり萩であった。
玄関先にはまだイキイキとした鮮やかな桔梗。
桔梗は開花期間が思いの外長いのか、
手前横の白桔梗はまだ開花前の蕾をたくさん付けていた。
さすがに鉢植えの睡蓮と蓮は無残なモノ。
こちらは河骨かな?
秋明菊は葉も花も枯れる寸前。
タマスダレ?
この数年、彼岸花をよく見かけるようになった。
全く人手が入らない敷地内、意外な場所。
この境内の奥の敷地にも結構な、
基本「種無し」なので、
人が球根を植えない限り繁殖しないと言われているが、
現在全国中に広まっているのは「種有り」の変異種なんだろう。
ここに来るまでの千本今出川の交差点の各コーナーに
一本づつソメイヨシノが植えられていて、桜の時期、
その4本のソメイヨシノが微妙に時期をずらし、
長きに渡って開花する。その下の花壇にも、
今まで一度も目撃した事が無かった彼岸花が咲いていた。
最近は白が流行り?
そう言えば、黄色の彼岸花は植物園で見かけた事もあったが、
何と言ってネットで見かけた青い彼岸花を特別感がハンパで無い。
死ぬまでに実際拝見してみたいものだが、
見ると死ぬような気もするので、思案橋ブルース?意味わからん。
この時期に色が残っている紫陽花は珍しい。