権力分立は権力が単一の機関に集中する事による権利の濫用を抑止し、
権力の区別・分離と各権力相互間の抑制・均衡を図ることで、
人民の権利や自由の確保を保障しようとするシステムである。
典型例としては立法・行政・司法の三権分立。
これはおそらく義務教育で教わる筈だが、
私自身これをどうのこうの言う事も無く成人、大人になってしまった。

そして老いぼれになってようやく、この重要な役割について理解して、
気付くのが遅かったと嘆いてみる。
例えば今問題を起こしている国家は、概ねこの三権分立が破綻している。
ロシア、中国、北朝鮮、ミャンマー等。

1997年、神戸の閑静なベッドタウンで起こった事件。
前代未聞の衝撃的な事件は、全国に何の疑いも無く展開する
小市民の典型的な安全地帯で行われた。

相次いで小学生5人を殺傷した残虐な手口、
「酒鬼薔薇聖斗」名の犯行声明文が挟まれており、
その残虐さと特異さからマスコミは
犯人像をがっちり体型の30~40歳代の男性と報じていたが、
実際は中学に通う当時14歳の少年だった。
2000年、少年法改正のきっかけとなった事件でもある。

そんな少年法にも影響した重大少年事件の記録を、
日本の司法最高機関の最高裁が記録を何も考えず廃棄、考えられない。
最近、司法の判断が企業、政府寄りに感ずる事が多くなっている。
もしこの破棄が何らかの意図の下で行われたのなら不気味だが、
何も考えず無自覚のまま行われたのなら、もっと不気味だ。


今どことも観光地では紫陽花の開花が報告されているが、
その陰で花菖蒲も見頃を迎えている。
京都市内でも詩仙堂、平安神宮、梅宮大社、勧修寺など。

前々から宝ヶ池公園の花菖蒲を撮影しようと思い、
何度か伺っているものの、一度も花を撮った事が無い。



メインの入り口よりしょうぶ園には北出入り口が近い。











宝ヶ池公園の北西、ベンチが置かれている辺り、











明らかに観賞用のスペースがも置けられている。








おそらく造られた当初は黄色い花菖蒲が沢山咲いていたのだろう。



昔の紹介写真を見と確かに黄色い花を確認出来るが、私は一度も、
遅かったのか早かったのか、時期を変えて数回、今回も。











側溝に目をやると辛うじて花菖蒲?
それとも黄色の杜若?







その足元には白い花、形はヤマボウシに似ているが?



家に戻り「コノハナナニ」で検索、ドクダミ?
名前に似合わず白くて美しい、ドクダミをを見直す( ´艸`)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



宝ヶ池の北西は吹き溜まりなのか、
何故か漂流物が多く辿り着く。










そんな漂流物からも花が咲く事もある。