今日のネットニュースで
テレビ東京の石川一郎社長が「タレントに罪はない」と述べ、
ジャニーズタレントの起用継続の考えを明かした。
これはタレント思いの勇気ある発言のように聞こえるが、
そもそもジャニー喜多川氏の少年に対する性加害は、
半世紀前からくすぶり続けてきた問題で、
テレビ局が毅然とした態度で対応しなかった事が、
多くの性被害者、巨大な権力を握るモンスターと事務所、
不思議な日本の男性アイドル体系を生み出す培養土となった訳で、
報道機関でもある放送局の黙殺、利益を得る為に起用してきた経緯は、
ある意味、それ以上に罪は重いと思うのであるが!?


南禅寺は相も変わらず観光客が多い。

 



戻ってきた訪日観光客は欧米人が目立っているが、
その内中国人も戻って来るのだろう。
中国で再びコロナが再拡大しているらしい、ヤバい!










一見誰もいない三門風景、










そんな事は無い!







この時期は紫陽花は早いが睡蓮は各地で見頃を迎えている。
平安神宮、梅宮大社、大原野神社、勧修寺など、



南禅寺のメインの方丈庭園は殆ど枯山水で、
池なるものが無いので睡蓮の花が咲く事は無いが、
幾つかの塔頭では池泉回遊式庭園を設けている。
金地院、南禅院、そしてこの天授庵。
この時期なら間違いなく咲いているであろう。





上記三寺院の睡蓮を鑑賞するには全て拝観料が必要だが、

 


勅使門北の牧護庵なら山門から鑑賞できる。











昨年は少し漉き取られ水面が見れるようになっていたが、











すでにこんなにも繁殖してしまっている。











水草類は思うより断然繁殖力が強い。
小まめに世話をしなければ元も子もなくなる。
水草の恐怖?










右手の手前に目を移すと、
せめてこれ位の余裕と隙間が欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



スイレン属の日本固有種のヒツジ草はそう申しているようです。


「第76回カンヌ国際映画祭」で現地入りしている北野武監督が、
米映画誌のインタビューでジャニー喜多川氏の性加害に
重鎮の芸能人として初めて言及、「こうした話はずっとあった」 
有力な事務所が「タレントを奴隷のように扱い今日まで続いてきた」
「日本でも性的少数者の問題やセクハラについて
声を上げられる時代がようやく訪れた」とも述べた。
やはり芸能界でもタブーしされてきた事が分かるのだが、
他の芸能界の重鎮達もこの際、洗いざらい真実を語るべきだろう。
すでに退社した元ジャニーズの実態はまだまだ出てくると思うが
現ジャニーズタレントとジャニー氏との関係性も明らかにする等、
健全な芸能界、エンターテイメントを作るには、
芸能界は地に落ちるかもしれないが、それなりの荒治療が必要だろう。
ジャニーズファンの夢も破れるかもしれないが?

しかしこんな絶好のチャンスは二度とやってこないかもしれない。
芸能界、テレビ局、CMを牛耳る広告代理店が本来の姿に戻る。
私のテレビ批判はこのブログを始める以前からだが、
何が嫌だったかと言えば、工業生産的に男性アイドルが作られ、
テレビ番組を占拠する。女性アイドルも追随するかのように、
AKB、乃木坂等の全く存在価値が不明な少女達が国民的アイドルと呼ばれたり、
致命傷は報道番組で自由な視点、独自の問題意識など、
ジャーナリズム精神を多少なりと感じていた、
筑紫哲也、久米宏の存在が無くなり、横並び的な報道番組。
これがテレビ人間の私がテレビ嫌いになった主な原因。

時代と共に成長してきたテレビ報道は
役割を終えたかのようにエンターテイメント化、
ジャニーズ事務所の問題を洗いざらい取り上げる事は芸能界の再生、
ひいては意味テレビ報道の再生化にも繋がると思うのだが、、、