京都府長岡京の西山の麓にある長法寺で、
例年は4月下旬に咲く山吹が過去最速で見頃を迎えている。
今年の桜は例年より10日早く見頃を迎え、
当然10日早く終盤を迎えた。



山吹の名所の松尾大社はナンボなんでもまだだと思いつつ、
京都御苑の山吹を確かめたく北西の乾御門を潜る。



この時期にしては意外と咲いている。






その小径を進むと一条邸跡にある縣井(あがたい)。



縣井は醒ヶ井、染井と並ぶ「京都三名水」の1つ。
現在、水は枯れており、その井桁が残されている。

 

 

 

 

 

 

 

 



この周辺の小径沿いに黄金色の花びらが咲き乱れるが、







咲き出したばかりで残念!



この前からお伝えしている様に中国人観光客に替わり、
欧米系観光客をこのシーズンは恐ろしいほど見掛ける。

 



もちろん京都の桜の景色を求めての観光。
例年ならまだ観れる桜の名所は残っている筈なのに、
今回は史上最速の開花、終盤なので、
満足な桜景色を満喫できていないのでは、
と外国人で且つ他人なのに旅の成り行きを心配している。
大きなお世話、有難迷惑かもしれないが( ´艸`)。



それでもSNSで最新の情報を手に入れて、
見頃を保っている桜の木を何とか見つけているようだ。






宮内庁京都事務所の遅咲きの八重桜にも喜んで、
多くの観光客が引っ切り無しに記念撮影をしていた。

 


十日早く京都に入っていれば、どんなに感動した事か、

 

 

 

 

 

 

 

 

 




後一週間から十日過ぎが見頃になりそうだ。












松尾大社の山吹は八重咲が大半だが、
京都御苑は一重が多いが、もちろん八重も、

 

 

 

 

 



この他にも京都迎賓館東側の染殿井(そめどのい)周辺。

 



「御所三名水」の一つだが、他は縣井、祐井、
「京都三名水」と「御所三名水」の両方に選出されているのは縣井だけである。