数日前に平野神社の夜桜について触れ、
コロナ禍からの全面解除、
昔ながらの「平野の夜桜」が再開されると伝えてしまったが、
実際はそうではなく、コロナ禍から始まった、
紅白の幕により仕切られた有料の桜苑の夜桜に変わっていた。

 


情報が不正確で誠に申し訳ないです。










それ以外の境内は以前と変わらないライトアップ。
拝殿横のシダレ桜がようやく見頃。











以前はこの辺りから花見台、茶屋の座敷が設けられ、
参道には多くの屋台が連なっていた。










このように完璧に入場料を取っての入苑に、











紅白の幕はぐるっと桜苑を覆っている。











南門から零れだす桜色、











と言っても、
私自身昔ながらの「平野の夜桜」を目撃したのは一回きり。
データーを調べてみると2017.4.13、

 



せめてものお詫びにその時の写真を、











こんなにも盛大に行われていた、











この世とは思えない有り様、










昔から受け継がれてきた茶屋が色めき立つ、










この時は江戸時代にタイムスリップした空間で、
欧米人の小さな子供と家族も日本人に混ざって、

座敷で不思議と溶け込むように時間を満喫していた。




21世紀、宇宙時代開幕と謳われているが、
合理的でないものに気持ちが持っていかれる。



考えてみれば、神社側にとってはこの様な催しは、
的屋の取りまとめなど手間と神経を使うもので、
あっさり拝観だけにして、入場料だけを学生バイトを雇って

徴収すればどれだけ楽な事か?

 

 

 






合理的では決してない「平野の夜桜」の再開に願いを込めて、