今年の京都は近年稀に見る桜の開花が好調だ。
おそらく全国的にもそうなんだろう。
二条駅の一本のシダレと数本のソメイヨシノが物語っている。
それにしてもこの界隈でも中国人観光客に取って代って、
キャリーバッグを引きずった欧米人を見かけるようになった。
善を急ぐ、くろ谷さんの隣の真如堂。
こちらはどうしても紅葉のイメージが強いので、
くろ谷さん同様、桜の季節は意識的にスルーしていた。
赤門前のカエデがすでに小さな赤い花を無数に付けていた。
左側参道には真如堂では珍しいピンクのシダレ。
そんなにも数は多くは無いが、
参道沿いにソメイヨシノが点在している。
それにしても桜に負けじとカエデの成長が著しい。
本堂裏、薬師堂の山茱萸もまだ盛り、
書院、庭園の渡り廊下前、ひと際背の高い木?
5、6~10メートルも上空に小さな花を付けていた。
幹の成長を見ると随分以前から存在していたのだが、
今回初めて知る事になる。
古いお堂、元三大師堂にも以前から植えられているが、
こんなに真面に咲いているのを見るのは初めて、
一見真っ白と思ったが、
よくよく見ると花柱辺りはほんのりピンク。
正面参道から三重塔を撮るも、