昨日の夜からの雨はよく降った。
各地がせっかく桜の満開を迎えているのに。
とは言っても、この時期は体力づくりを兼ねた桜狩りで、
記事のアップが追い付かないので先を急ぐ( ´艸`)。

すでに四日も経ってしまっているが寺之内界隈の桜。
大宮通りを寺之内で曲がると直ぐに妙蓮寺。
堀川通りを渡り宝鏡寺、
その角の百々橋ひろばのソメイヨシノもほぼ見頃。
裏千家今日庵向かいの本法寺。



仁王門に淡い西日が降り注ぎ、開口から桜が顔を覗かせていた。







しかし境内の桜はまだ咲き出したばかりで、
少しだけ見渡し足早に立ち去る。

 



現在、長谷川等伯の涅槃図が公開中だ。











小川通りに戻り、上御霊前通を東に進むと妙覺寺。











通りに面した大門は聚楽第の裏門を移築したと伝わり、
聚楽第は天正15年(1587)に竣工、
文禄4年(1595)の僅か8年で取り壊された幻の城郭風邸宅。
豊臣秀吉の威厳を誇示するかの華麗豪奢な建築群だったが、
その遺構は僅かに西本願寺飛雲閣、大徳寺唐門、この大門と伝わる。








実際は寛文3年(1663)にこの地に移築されているので、
聚楽第が壊されてから70年近く後になる。





シダレ桜の隙間から妙顕寺の大屋根が少し見える。



今年も3月25日から4月5日までライトアップが開催される予定、
正確な情報は妙顕寺のホームページでご確認。











上御霊前通を戻り扇町公園から水火天満宮。











少し桜も時間も早いと思いつつ、











陽が落ちるのを待つ、











水火天満宮のシダレ桜は色違いで数本あるが、
真面に咲いているのはこの時点ではこの一本だけだった。










時間を潰す為に、










公園に咲いている、











小さな花をマクロ撮影するも、







時間が経つのに苛立ち、諦め後にする。



おそらく今日の時点で満開になっているはず。

 

 

 

 

 

 

 





上御霊前通を戻り再び戻り、
妙覺寺の大門とシダレ桜は丁度いい感じに黄昏ていた。