東京では最速で桜の開花宣言がなされたそうだ。
本来この時期は梅の季節の様な気もするが、
何とも慌ただしく梅と桜が入り乱れ、
情緒不安定気味に花の様子を窺っている。



ともかく先日の京都府立植物園の続き。
随分前に「つばき園」辺りをふらついた事があったが、
実際は思っていた場所と違っていた。






椿は薔薇と同様、その品種の多さ。



それ故に品種名不明の椿も多そう。











透き通る桃色がキレイな数寄屋椿。











これは緋乙女椿。






京都市内ではよく見かける有楽椿。



元々は千利休が茶の湯の席で重宝、
利休十哲の一人にも数えられる、
織田信長の実弟である織田有楽斉が愛用した茶花。










これも茶席で似合いそうな佐渡侘助椿。












ハッキリとしたエリア区分がなされていないので、
ツバキの花を求めて彷徨う。











紅色絞りが細かくたくさん入る絵姿椿。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



紅唐子(べにからこ)と呼ばれるこの椿は、
一重咲きの唐子咲きで外花弁の先端に切り込みが入り、
江戸時代からの古い品種で「日光」とも呼ばれる。






この先には先日お伝えした梅林。



十日ほど前の事なので、今は満開、それとも下火?








植物生態圏に紛れ込み、ユキワリイチゲを発見。



前回もこの辺りで一輪しか発見できなかったが、
今回も違う場所でこの一輪。











フクジュソウもこの前と違う場所で発見。











前回はほぼ蕾だったが、今回は少しだけ開こうとしていた。












いつも今回はこの花を撮影しようと決めているのだが、
植物園に入ると目新しい花に心が奪われ、
成功率は50%以下、いつもの事だが( ´艸`)

 

 

 

 

 

 





沈丁花(ジンチョウゲ)?
これも名前は印象的で知っていたが、
実物を見るのは初めて、










その足元には雪割草?






植物園の北西に「四季彩の丘」エリアがある。
この春に初めて足を踏み入れた場所だが、
全く把握できていないので、当分は来てみようと思っている。



黄色い花が眩しいコウサイタイ(紅菜苔)。
チンゲンサイやターツァイと同じアブラナの仲間で、
菜の花に似ているが、茎の部分が紫色、背後は菜の花。










このお化けダイコン?







世界最大のダイコンとして、
ギネスブックに登録されている霧島大根。



大会記録は31.25kg、
メチャ重たいがこんなにも可憐な花を咲かせる。












ミツバチが風で揺られる紅菜苔の蜜を
忍者のように吸っていた。

 

 

 

 

 

 

 





観覧温室前の花壇はチュウリップの苗が植えられ、
本格的な春の訪れを待ちわびていた。