数日前の京都市内、確か今年五回目の雪が降っていた。
朝方にかけて小雪が舞い、薄っすらと瓦に纏わりついていた。
金閣寺には行く気は毛頭ないが、
ホームページにリアルなライブ画像が披露されているので、
雪の日は取りあえずチェックする。

画像は鮮明では無いが檜皮葺には雪が確認された。
それならばその北上の鷹峯三箇寺も積雪しているのでは、
ないかと思い朝食を済ませて一路向かう、

北野天満宮では数日前から華々しく梅花祭が行われていて、
朝早くから駐車場に入る車でごった返していた。

 



見る感じ積雪の雰囲気は全くなく、
平野神社の鳥居越しも、

 

 



ここでこんな感じでは、
おそらく鷹峯と言えど期待できないと思い、
平野神社境内の散歩に急遽変更。



平成30年の台風21号による被害により、
拝殿の倒壊をはじめ、本殿の檜皮屋根の損傷など、










長らく修復工事がなされ、少し前に終了していたが、
拝殿と本殿のエリアは仕切りで入ることが出来なかったが、











その仕切りも取り外され、自由に参拝できる。











数本ある十月桜が色を添える。







近くの北野天満宮からは
「花の庭」で歓喜する女子の声が聞こえてきそうだが、

 


この桜苑は参拝者の足音が時たまリズムを刻む。










そこらへんに赤い花、おそらく椿。







多く咲いている赤い花はごく一般的な椿と思うが、
中には百合絞の命名された椿も、



水仙も多く見かけたが、何故か殆どがしな垂れていた。











何よりも目を引いたのは参道沿いの黄色い花。










菜の花が勢い良く咲き出していた。







手水舎横の南天、

 


朝方は雪が積もっていたかも知れないが、










水仙はまだしっかりしているので、状態を起こす筈。











その先、境内北東の出世導引稲荷社の辺り、











珍しい光景、






蠟梅と十月桜の競演、
もう一ヵ月もすれば平野神社の季節。



コロナ禍で長らく規制続き、完全復活なるか「平野の夜桜」。