今日の京都はこの冬4、5回目の雪が降っていた。
とは言っても、積もる気配のない粉雪、瞬時に溶ける、
五月雨か時雨と言った方が良さそうな曖昧な天気だった。

確か、数日前は春を思わす晴天だった。
東山七条の智積院は現在大規模な工事がなされていて、
参道の冠木門も撤去され、その南の宿坊智積院会館エリアは
大きく変貌を遂げようとしている。



今年は寒いので梅の開花は例年より遅れると思うが、
ここ智積院は特別陽当たりが良いので例外となる。










金堂参道の梅は既に見頃を迎えていた。











鐘楼周りは工事の影響で立ち入る事は出来ないが、











至る所で綻び出していた。












白梅も、











気持ちよさそうに枝を伸ばし、











青空を仰ぎ見る。







 

 

 

 

この辺りはいつもと様子は変わらないが、











一段と香りが立つ。











参拝者は幾分多いかもしれないが、
気にするほどでも無いので、ゆっくりと鑑賞、撮影が出来る。











大方は一度は撮ったことある梅の木ばかりだが、
金堂南側の明王殿前の背丈より少しだけ大きいこの梅の木、











よく観察するとピンクと白、











純白はあくまでも白く、







白にピンクが混じり、



何の法則か突然変異かは分からないが、
北野天満宮の一本の枝に赤と白の梅が咲く「思いのまま」と、
同じ遺伝子を持っているのだろう。










蓮池のススキは綿帽子となり、

 

 

 

 

 

 

 





いち早く春を迎える智積院の境内。