先日の植物園生態園のセツブンソウ等の続き、
京都府立植物園の観覧温室で開催されていた洋ラン展。



知らなかったが、こちらのガラスの観覧温室は
あの金閣寺をイメージしているらしい。





この施設は名実ともに日本最大級の温室で、
8つのエリアで構成され、先ずはジャングル室。

 



入るなりカメラのレンズが曇る。

 

 

 

 

 

 

 

 



少しは暖かくなったとは言え、外気と温室の温度差はかなり、











何度もレンズの曇りを拭いながら進む。











そんな曇りの中で鮮やかに開く極楽鳥花。

 

 

 

 

 

 

 

 















真っ白な毛玉は南米のカリアンドラ・ハエマトケファラ。











この艶めかしい花?葉っぱ?

 

 

 

 

 

 

 





このエリアの植物は色も形も刺激的、挑発的、エロチック。











優雅に羽根を広げたか、のように見えるキカス・シアメンシス。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


主軸はキングヒドラの首のようにギラギラと厳めしい。







向かいの足元には熟したアンスリウム。

 


この赤い部分は葉の一種の仏炎苞(ぶつえんほう)で、
仏炎苞の中心からひも状の肉穂花序(にくすいかじょ)が伸び、
その小さなツブツブが花になるらしい。
艶めかしく赤い葉は花を守る為に毒々しくなるそうだ。

 

 



名前を確認するとオオベニゴウカン。
先ほど見た真っ白な毛玉と違うので別種?



同じく種類でマメ科ネムノキ亜科ベニゴウカン属で赤と白。







派手でケバい花ばかりと思いきや、

 


一見大人しめのアマゾンユリ。











赤い蝶の宿り木。










日本の苔風景とは違う趣。










可憐な花も点在しているが、

 

 

 

 

 

 






マンドリルの顔の様な葉は圧倒的。






久しぶりに入ってみたが、
やはり見応えがパンパでない。

 


ようやく砂漠サバンナ室。







高山植物室は咲いている花は殆ど無かったが、

 


3センチほどのパルサティラ・パテンス。










休憩している人はいなかったが、
なかなか雰囲気のある中庭。

 

 

 

 



最後のエリアはラン・アナナス室。



この高木はベトナムのハイドゥンツバキ。










ツバキ油が一杯取れそう!










締めくくりがランのコーナー。





 

 

 

 

 

花の形も色のバリエーション他者を圧倒するラン達。






その最後に京都洋ラン研究会の展示会場。
日常の冬枯れの景色から、一挙に極彩色の温室での観覧。

 



この観覧温室あまりにも情報量が多すぎて、
最後の展示は真面に鑑賞する事が出来なかったが、
洋ラン展は2月12日(日曜)まで。