昨日今日と寒さが緩み、
この時期、一日中かけっぱなしのガスストーブも
時折消したりしていた。

京都府立植物園のホームページを見ていると、
観覧温室では洋ラン展、植物生態園にはセツブンソウ等、
山野の植物が小さな花を開き出した、との事で昨日訪問。



正門花壇はこの時期は全く精彩を欠いている。
洋ラン展はその先だが、

 

 

 

 

 


その前に北山門方面の植物生態園へ、



植物園会館前の蘇鉄群も冬将軍に備えて、
完璧な鎧を纏っていた。










少し前まで雪化粧していた比叡山は今は気配も無い。











四季折々の草花が咲き誇る沈床花壇もその気配は失せ、







北山門を目指して進むと倒木。



枯れ倒木も植物園の賑わい。










サルノコシカケの仲間たちが繁殖していた。











北山門でようやく花の彩を感じる。








さてさて、この辺りは余り知らない。

 



枯れた蔦のようだが、白いのは花?











クレマティスクラルケアナ、別名ウインターベル。










少し離れた地面には大量の三角錐の白い花。











直径15ミリほどのナルキッスス・カンタブリクス。











その横の通路ではハクセキレイが枯葉とヒップホップダンス!












と思いきや、紫陽花の即身成仏?








どんどん進み植物生態園辺り、



20ミリほどの薄紫の花を見つけて感動。







実は植物生態園は初めて!



男女問わず重装備の散策者に遭遇。
高性能の一眼レフにバカでかい望遠レンズ、
装備品を貯め込んだずっしりと重そうなデーバッグ。









ここは貴重な樹木類、草本類が保存されているエリアのようだ。











節分草(セツブンソウ)、何度か聞いたことあったが、
現物を見るのは初めて!やはり小さいので、
よくよく見るとそこかしこに咲いている。





撮影をしているとこのエリアの常連の方が、
この先にユキワリイチゲが一輪だけ咲いているとの情報!

 



節分草より小さく15ミリほど。











横の梅林では早咲きの白梅が思いの外、甘い香り。







京都御苑、北野天満宮の蠟梅とは少し違った花の趣。



撮影をしている、
60歳代の女性が節分草の咲いている場所を尋ねてきたので、
小さいので分かりにくい事と場所を指で示して、
自分も元のエリアに戻って更なる捜索。

 




この時期に咲き出すのは全てキンポウゲ科の多年草のようだ。



バイカオウレンはユキワリイチゲより小さく12ミリほど。







こちらのキラキラ星の様なコセリバオウレンは更に小さく10ミリ未満。

 


やはり同じくキンポウゲ科の多年草。







芸術的な表皮を見せるのチシャノキ。



横道の逸れてしまったが、次回は観覧温室の洋ラン展の報告予定。