昨日の夕方時分から降り出した雪。
初雪だが吹雪いて、夜には千本通がカチカチ。

友人と朝から遠出する予定だったがキャンセル。
朝方には雪は降っていなかったが、
温度が低いので積もった雪がそのまま残っていた。

 



妙に暇が出来てしまったので近くの千本出水の寺町街。










千本通から七本松通の出水通りは寺院が立ち並んでいる。











直ぐの長遠禅寺は臨済宗相国寺派の寺院。










出水通りもこのようにカチカチ!











この先にはすっぽん料理の大市さん、
その先は遊郭のあった五番町。






出水の七不思議等、幾つもの言い伝えが残る寺院たち。



こちらの福勝寺の山門は
おそらく京都で最も通りから接近していて、
一メートルも無い。




その向かいはかつては、
円山応挙が描いた幽霊図を所有していた玉蔵院。



山門のツララがうらめしや!( ´艸`)





雨も降っていないのに松の枝から雫がたれる「時雨の松」、
五色の花を咲かせるという椿「五色の椿」、
二つの言い伝えていた華光寺のその二本の木は既に枯れ、

 


そのDNAを持った松と椿が今は植えられているそうだ。

 

 

 

 

 



その向かいの光清寺には、

 


五番町遊郭から聞こえる三味線の音につられ、
絵馬の猫が夜な夜な抜け出して、
女の姿となり踊り浮かれたという猫の
言い伝えの絵馬が飾られている。

 




今はどちらかと言うと、
作庭家・重森三玲の枯山水が有名?

 



玄関前にある「心月の庭」は自由に観れるが、
本堂の前庭の「心和の庭」は一般公開されていない。







その先の本昌寺と言うお寺はおそらく日蓮宗。



山門背後、松の前に日蓮上人の像が安置されている。





そのお隣は曹洞宗の慈眼寺、
明智光秀ゆかりのくろみつ大雄尊が安置されている、
周山の慈眼寺と同じ名前のお寺、

 



本堂前に藤棚が設けられていて、
近くなのでいつも観に来ようと思っているが、
その時になるといつも忘れている。









七本松通までは数分、お年寄りが凍り付いた通りを、
何のためらいも無くひょいひょいと渡っていく。










近くの住民は雪かきに余念が無い。






七本松通を仁和寺街道まで上がると、
桜の名所の穴場の立本寺の境内。



その季節以外は殆ど人影が途絶える。











2年ほど前に本堂の仏像が盗難に遭い、
犯人がヤフオクに出品しているのが見つかり、
高さ約50センチの「月天子」は無事戻ってきたらしい。

 

 

 

 

 

 

 



すでに梅は咲き出してはいるが、
本堂前のこの枝垂れ桜はまだまだ先の話、、、