本日の京都は全国都道府県対抗女子駅伝が開催された。
道路規制が行われているので、
私の様な主に京都の写真を撮っている者にとっては、
行動が制限されるので、些か煩わしく感じてしまうが、
それ以上に巷、
日本社会には疎ましい事象は途絶えようも無いので、
気にする事も無いかと、あっけらかんに日常生活を謳歌する。

鏡開きも早終わり既に一月半ば。少し前までは、
年の初めの恒例として神社の大絵馬巡りをしていたが、
この時期何かと忙しくて、そうもいかなくなってきた。

 



少し遅かったが、

豪華な大絵馬を飾る事で定評のある下鴨神社。










例年はこの舞殿中央に飾られているが?











二日前の13日、
少し遅かったのですでに片付けられたのか?










舞殿の庇の下には書家・吉川壽一氏の幸運を呼ぶ
兎からはじまる十二支がぐるっと一周展示されていた。
これは数年前から継続的に行われている企画みたいだ。
大絵馬は何処に?









少し離れた橋殿前に発見!







巨大なウサギの背後には黄金の満月、そして平和の願い。

 



京都市内の大絵馬の中でも、最も精緻で豪華な絵馬。
この数年の作品のタッチは同じなので、
同じ作家により描かれているのだろう。





京都市内で私の知る限り下鴨神社ほど再建、
新しい施設が造られている神社は無い。



この背後にも新しく祈祷殿の工事が始まっていた。










私が下鴨神社の駐車場を借りていた40年ほど前は、
糺の森の馬場の通りには祠など一切なく、
この御手洗池もこんなにも立派なモノでは無かった。






その当時、

 


このような輪橋(そりばし)が既にあったかは記憶に無い。











おみくじは基本引く事は無いので気が付かなかったが
白だけと思っていたおみくじは、
こちらではこんなにも色のバリエーションがあるのだ。










若い女性に人気の縁結びの相生社の左側に
「連理の賢木(れんりのさかき)」が祀られている。

 

 

 

 



ここにも最近、懸花(かけはな)と呼ばれる、
花が飾られるようになったらしい。

 


古来の風習の再現らしいが、深い意味は分からなくても、
花の乏しいこの時期、華やかの色合いは良いものだ。






糺の森の南端、
河合神社の裏手に新しい庭園が造られようとしている。



伏見稲荷大社も50年前に比べると、
随分新しい施設が造営されていて驚いたが、
下鴨神社はおそらく神社の中ではダントツに新陳代謝、
進化し続けている社ではないだろうか?