数日前、夕方に植物園の前を通るとイルミネーション。
紅葉ライトアップが11月12日から始まっていた。
その日は用事で行けなかったが、昨日伺ってきた。
出来れば夕暮れからライトアップに変わる景色を撮りたかったが、
果たして?



正門ファサードのケヤキが放射状に伸び、
背景の雲も合わすかのように放射線を描いていた。










数週間前はまだまだ葉を蓄えていた
ケヤキ並木はかなり枯れ落ち、褐葉の様。。。










しかし観覧温室前の花は春の様。。。












この時期、日が暮れるのが早いので、
尽かさずモミジ苑に直行。











枯れた蓮は単独では侘しく寂しいものだが、
これ位纏まると花壇のようである。







池の周りから紅葉が始まっている。



夕焼けに浮かび上がる紅葉を期待していたが、
西の空には雲一つなく、どうも白けた感じだ。











入って間もなくライトアップが始まってしまった。








この一帯はメタセコイヤが多い。

 



滋賀県マキノ町のメタセコイヤ並木道は、
コロナ禍前に中国人観光客が大挙押し寄せ、
大変な事になっていたらしいが、
現在は中国人は基本出国が規制されているの、
それは無いと思うが、それでもコロナ規制がほぼ無いので、
おそらく変わって日本人観光客が押し寄せているのでは?







メタセコイヤの木は何かと遭遇するので知っていたが、
黄葉する葉を見るのは初めて、こんなシダ植物の様な葉なんだ。











しかし楓の変容する色彩はやはり格別。











梅林もモミジの色彩の恩恵を授かる。

 

 

 

 

 



西の空はまだ明るいが、ライトアップが木々を照らし出す。



池に映り込む紅葉を撮る人もいるが、
やはりまともに撮るには三脚、高性能の一眼レフが必要。











やはり今日は夕焼けぜずに日が暮れようとしていた。




私が昔から好きな観覧温室。
幼い頃の夢は建築家になる事だったが、
結局なれず。しかし不思議な事に、
多くの幻想的な空間を頭の中で想像して遊んでいたが、
自身の住まいを想像した事が一度も無かった。

 


一時「起きて半畳寝て一畳」と心の中で粋がってきたが、
今考えると、このガラス製の温室が理想の住居だったかもしれない。
よく、叶えられない夢は無いと、勇気づける歌などがあるが、
ある人に言わすと、叶えられる夢はそれは夢ではない。
叶えられないから夢と呼ぶのだと、
それはそれで妙に納得してしまう( ´艸`)。


紅葉ライトアップは12月4日まで。
これから月末にかけ日々紅葉が進む植物園。
期間中は観覧温室を夜間無料開放されておりますので、
暖かくしてお越しください。