ロンドン中心部の美術館「ナショナル・ギャラリー」で14日、
展示中のオランダ人画家ゴッホの代表作「ひまわり」に
缶入りのトマトスープが投げつけられる騒動があり、
警察当局は環境保護団体の活動家2人を逮捕した。
額縁に小さな傷がついたが、絵画はガラスで保護されており無事だった。
逮捕されたのは20歳と21歳の女性で、トマトスープを投げつけた。
2人が所属する団体は政府の化石燃料政策を批判しており、
「絵画の保護と地球や人類の保護と、どちらが重要なのか」と叫んだと言う。
どうせならバンクシーの有名な『赤い風船と少女』の少女に扮して、
更にアート界のスーパースター、アンディ・ウォーホルのアイコンである、
キャンベルスープ缶を使った方が効果的だったと思うのだが( ´艸`)


今日の京都は小雨から明けた。
なかなか秋らしい陽気にはならず、
数日前の北区紫野今宮町の楼門。



5代将軍綱吉の生母・桂昌院ゆかりの今宮神社。
別名「玉の輿神社」とも呼ばれ、
コロナ禍前は若い女性の参拝が多かったが、
今はかなり落ち着いているようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 



カエデ越しに楼門、
その横には桂昌院によって再建された手水舎は、
お玉の井と呼ばれている。

 


 

 

区民の誇りの木のトウカエデは中国名は三角楓。
名前もそのまま「唐のカエデ」を表し、
江戸時代に中国から徳川幕府に贈られたのが始まりで、
今では北海道から九州まで全国に植栽されている。



楓の代表品種イロハモミジは多くは葉が5裂なので、
カエルの手に似ていることから「カエルデ」と呼ばれ、
それが転訛したものとされている。
「天狗のうちわ」と呼ばれるハウチワカエデは、
直径7センチ〜12センチとカエデの中では特に大きく、
掌状に9~11裂にもなるらしい。
ちなみにトウカエデは最も少ない3裂。


東門の門前に参道を挟んで「一文字屋和輔」と「かざりや」。
一文字屋和輔は1000年、かざりやは江戸時代初期の創業と伝わる。
名物のあぶり餅は40年ほど前に一度食べた事あるが、
私はどちらかと言うとみたらし団子の方が好きなので、
それ以来一度も食べた事無い( ´艸`)。

 


今なら年を取って、随分味覚も変わってしまっているので、
挑戦する価値はあるかもしれない。



今宮神社の西側に今宮幼稚園が隣接している。
ちょうどお母さんが迎えに来ていて、
お母さん同士が井炉端会議に高じているスキに、
園児たちが楼門、お玉の井、宗像社、神馬舎、朱の橋、
境内を慌ただしく走り廻り、平和なひと時。



これ以降はいつもの戯言、長めのつぶやきとなりますので、
お時間がない方はどうかスルーして下さい。

日本では馬鹿げた事にまだ国葬が尾を引いている。
コメンテーターの玉川徹氏の問題発言。
国葬で菅義偉前首相が読んだ弔辞について電通が入っている」などと発言。
翌29日に「事実ではありませんでした」と発言を訂正し謝罪していた。
テレビ朝日は4日、事実に基づかない発言をしたとして、
玉川徹氏を出勤停止10日間。それでも何らかの圧力が働き、
降板騒ぎになり、それはやり過ぎとばかりに数名が疑問を呈する。
放送界の裏事情に精通しているデーブ・スペクター氏は、
「玉川徹の擁護するつもりはないが、BPO案件ではないのでは?
発言の間違いに訂正も謝罪もあった。
番組が意図的に作ったVTRではない。」と異論を唱えた。

又、ジャーナリストの江川紹子氏は別の角度から、
「これまでも問題発言が多かった方なのに、
そしてそれが『玉川節』のように見られて許されてきたのに、
なぜ『国葬』と『電通』が絡むと、こんな大ごとに…?」と指摘。

度々の論戦を戦わしてきた犬猿の仲の橋下徹氏でさえ、
「彼とは見解が合わないことは多々あるが、
間違いを認め訂正・謝罪し処分を受けたのであれば
降板までする必要はない」とツイート。

今回の国葬は日テレの子会社ムラヤマが担当、
総務省=自民党=日テレ=電通の関係性から、
玉川氏は今まで見てきた菅義偉前首相の文書力と
国葬の弔辞が予想以上の出来だったので、
裏も取らず早合点し電通の文章関与と報じてしまった。
しかし、これについても公文書では無いので、
作成実態も判らないので真実は知る事は出来ない。

安倍元首相の「桜を見る会」の虚偽答弁は118回、
森友・加計問題でも関係性、文書改ざん等、
それに関する答弁の真意は結局わからず仕舞い。
ここでは公文書でも都合よく改ざんされる、笑ってしまう。

玉川氏は翌日に訂正と謝罪をしているのに、
真実を闇から闇に葬去った安倍元首相は国葬で玉川氏は降板?
コメンテーターの疑問は簡単な仕組み。
要するに民放テレビ局はスポンサーで経営が成り立っていて、
そのスポンサーを牛耳るのは広告代理店で、
その中でも最大の会社が電通である。スコブル簡単な仕組み。
広告代理店業界で最大の勲章は政党の広告業務で、
その中でも自民党の広告がナンバーワンで、
当然自民党の薦める政策、イベント企画にも関与する運びとなる。
その最大なるものがオリンピック、万博等で、
これに関する不正などは昔から囁かれてきたが、
今回初めて東京五輪元理事の高橋治之の逮捕で明らかに。
高橋元理事は逮捕前に取材で、
「広告最大手の電通がスポンサー集めを主導したからこそ、
過去最高のスポンサー収入が得られた」と繰り返したそうだが、
その裏で権力を利用して利益を不正に誘導して
私腹を肥やしていたのであって、ある検察官は指摘する
「電通を中心としたスポンサー選定こそが不正の温床になった」
4度目逮捕も報じられているが、彼は電通の優秀な元社員である。

今回の件で見えてきた事は、
国の重要な催事には概ね電通が関り、実権を握っている事。
更に民放テレビ局は広告代理店抜きでは存在できず、
その頂点である電通と自民党の独自イベントに
玉川氏がいちゃもんを付けた代償は誰が見てもBPO案件には程遠い。
いずれにせよ、玉川徹氏のこれまでの批判的発言は、
自民党政権には目の上のたんこぶで、
タッグを組む電通にとっても玉川氏は出来れば消えて欲しい存在。
その最終判断をするのは朝日放送となるが、
それにはすでに視聴者の反応、真実、正当性は問われず、
単純に経済の主従関係とプーチンと何ら変わらない
権力者達のエゴイズムが左右するのでは、多分?