自民党の二階俊博元幹事長は24日、
旧統一教会や関連団体と自民党議員との関係について、
「電報を打ってくれって言われりゃ打つんですよ。
“応援してやろう”と言ってくれたら
“よろしくお願いします”っていうのは、これは合言葉。
モノを買いに来てくれたら“毎度ありがとうございます”
って商売人が言うのと同じなんですよね」と表現。
自民の超旧体質で強気の二階氏は更に、
政府が決定した安倍晋三元首相の国葬の実施については
「当たり前のことで、やらなかったらバカだ」と述べた。

これは国葬に反対している53%の国民はバカと言っているのと同じで、
副総裁として今なお君臨し続ける麻生太郎氏のよく見聞する、
国民を馬鹿にした言動にも共通する、自民の化石的体質なんだろう。
麻生氏は高祖父が大久保利通、祖父は吉田茂、
自民党内でもサラブレット級の政治家系でいわゆる超世襲議員。
又、麻生セメントを主軸に九州屈指の麻生財閥の御曹司で
政界トップの資産家でもある。
麻生氏の庶民とかけ離れた言動はここに起因するのだろう。
旧統一教会の問題浮上で九州と韓国を結ぶ日韓トンネル。
この莫大なる費用が掛る無謀な事業で麻生氏は、
日韓トンネル研究会では顧問を務めていた。
もちろん総工費10兆円、150キロメートルのトンネル工事には、
大量のセメントが必要になる筈だったのだろう( ´艸`)。

いずれにせよ政界に君臨し続けるご高齢で強気の二階氏と麻生氏。
二階氏は今回の発言は政治家と商売人を同レベルで捉える、
浅はかな意識の低さを露呈するモノであって、
捨て台詞的に「自民党はびくともしないから」といきがるが、
国民はどこまでも従順なヒツジとは限らない、果たして?
ちなみに麻生氏の祖父・吉田茂は戦後民間人で唯一国葬になっている。



暑さでやられてしまったのか、いつになく御託を並べたくなる残暑。
早く暑さが収まり、恨めしそうに黄昏を想う日々、出来れば10月が良い。
「十月は黄昏の国」はレイ・ブラッドベリのSF短編集。
黄泉の国は黄昏の国は似ているが、
死後、その魂が行くとされている地下の世界、冥土となる。
また「黄泉」は漢語で「黄」は土の色を表し、
「地下にある泉」の意で死者の国を意味するらしい。
黄泉と黄昏は漢字のイメージは似ているが全く異なり、
トワイライトは「昼」でも「夜」でもない曖昧な時間帯で、
トワイライトゾーンは「不可思議」や「超常現象」起こる空間である。

何でもない日常が過ごせる事に願いを込めて、
三年前に伺った醍醐寺万灯会の様子を再起用。

 

 

2019-08-13 醍醐山が黄昏る時、
置き灯篭や提灯が参道を照らす中で精霊供養法要や
お施餓鬼(せがき)供養が厳かに執り行なわれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 



山内を照らす光明の中、ご先祖様を始め、
全ての生きとし生けるものの命に対し、
報恩感謝の祈りが捧げられていた。





この時は拝観料は全て無料、
国宝の金堂も誰もが参座出来、
感謝と共に願い事を唱えているようだった。

 



中央には本尊の薬師如来坐像がこんなにも近くに!













金堂を出て空を見上げると、ちょうど三日月。








地元小学生の作製した置燈籠が金堂前を彩る。



大勢の人が来られていて、
金堂右横にも地元小学生が描いた絵が飾られ、
夜の展覧会が開催されていた。

 

 

 

 

 

 






夕暮れに浮かび上がる五重塔。







五重塔前では伊藤園より無料の緑茶、
無料の素麺などが提供され、マスク無しで
今では考えられない黄昏ゆく日常が存在していた。



この時も暑かったが、
それでも荘厳なイベントを体験したくて出掛けたが、
今年はとてもじゃないが微塵にも思わなかった。
地球温暖化解決には数限りない問題がある。
化石的な政治家が牛耳る自民では絶対に解決できないであろう。




10月の黄昏時にはまだまだ時間が掛かるが、
取りあえず図書館で「十月は黄昏の国」を借りてみよう。

 


それと「刺青の男」も、二十歳の頃読んだがはずだが、
内容をすっかり忘れてしまっている。当然と言えば当然、
昨日の夕食の内容も忘れるほどだから( ´艸`)。