ブログを始めて撮影にこんなに困る経験がない。
一つは暑さ、雨が降っていなくても急に豪雨にもなる。
仕方なくインターネットサーフィンをするが、
飛び込んでくるのは嫌なニュースばかり。
ヨーロッパを襲う熱波は各地で川や湖を干上がらせ、
ドイツのライン川は船舶が航行できない程渇水、
旧約聖書の「エデンの園」があったとされる肥沃な、
イラク南部のメソポタミア湿地帯がついに干上がった。
一方、中国、日本では大雨による洪水被害が、
目に見えて増大している。
地球温暖化で2100年には日本全国140地点で40℃超え!
ウクライナのロシア侵攻は解決策を見出せず混迷。
中国の覇権の勢いはより一層拡大、先鋭化。
止まる事の無いコロナの変異株の動き、これって本物の世紀末?
自民党と元統一教会の関係性が問われているが、
いい加減政治に無関心な人達が政治参加する道が開かれないか?
今年から高校で投資の授業が始まったらしいが、これって必要!?
それより先に政治の事を学ぶべきでは!
これほど国民が政治に無関心なのは教育制度にあり、特に若い世代。
今やる緊急課題は低学年からの政治の仕組み、選挙と生活、
政治と環境、企業と政治、政治と国家、そして地球、
この根本的な教育が必要だと思うのだが、
若い人の無関心は国家にとっては命取り、
民主主義国家は政治は参加するモノで、傍観するモノでは無い筈。
少なくと完全なパラサイト国家になる前に!
悲しいかな、喜べるグッドニュースは大谷翔平のみ( ´艸`)?


言いたい事は尽きないが、
精神衛生的に健康生活を送る為に必要なモノをチョイス。

一つは音楽だが映画も捨てがたい。
U-NEXTから再、再度一ヵ月無料のメール。
月額利用料2,189円が無料なのでお得なのだが、
どうしても無精者で映画好きはハマって、
生活に支障をきたすので敬遠している。すでに三回も経験済み。

そこで近くの中央図書館。確かアメリカの国民的TVヴァラエティ・ショー
DVD「エド・サリヴァン・ショー」を保有していたはず。

 



醍醐中央所有なので取り寄せに二日ほどかかる。
書籍は10冊も借りれるが、DVD関係は一回につき2枚。

実質1955年9月から放送だが、
日本では1965年2月から日本テレビ、
その後NHKとテレビ朝日で放送されている。

ちょうど中二、どの放送局で観たかは憶えていないが、
世界の最新音楽が映像で観れるのはもの凄く刺激的で貴重だった。

エルヴィス・プレスリーがメインの一巻は
貸し出し中であったので第二と第三巻。



第二巻はイギリスのバンドを特集。
やはりビートルズ、ローリング・ストーンズ
アニマルズ、自家製のラジオで聴いていたミュージシャンが、
動く映像で歌っている姿は感動的だった。

 

 

 

 

 





第三巻はモータウン、R&B。

 

 

 

 

 

 

 

 





ダイアナ・ロスが率いるシュープリームス。
現在は米音に近づけて“スプリームス”と呼ぶらしい。











このおっちゃんが司会者のエド・サリヴァン。

 

 

 

 

 

 



この巻の主役はソウルの帝王のジェイムズ・ブラウン。

 


こんなゴールドのジャケットはミスター・ダイナマイトしか似合わない。








モータウンを代表するR&Bコーラス・グループのフォー・トップス。

 



コーラスも良いが、軽やかなスッテプがグッド、かっちょいい!








この迫力ある女性シンガーはティナ・ターナー、



ロック・ミュージカル「トミー」を始め、
「マッドマックス/サンダードーム」にも登場してファンを魅了したが、
ダイナマイトセクシーと迫力は身震いモノ!









この巻には幼いマイケルがジャクソン5で登場していたが、
13歳のスティーヴィー・ワンダーもハーモニカと歌声で参戦。







再び登場するのがジェイムズ・ブラウン。

 



何と言ってもこの方の代名詞であるマントショーを披露。







マントショーとは何ぞや?



精魂尽きて唄い終わって、
うずくまる彼にマント掛け、退席を促す。







しかし、マントを振り払い再び唄い出す。
何度か繰り返し、観客と一体感を共有する。



ジェイムズ・ブラウンの型破りのスッテプ、パフォーマンスは
マイケル、プリンス、忌野清志郎などにも多く影響を及ぼしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



彼こそ1950年代、1960年代、1970年代、
アメリカの音楽シーンを駆け巡ったキング・オブ・ファンク。



 

 

 




唄い終わると、簡単なねぎらいの言葉が掛けられる。



まだまだアメリカ国内における人種差別が激しい時代。
人種差別を嫌うサリヴァンのイニシアチブにより、
ジェームス・ブラウンやスプリームスなどの黒人ミュージシャン、
日本人などの非白人系外国人のアーティストも多く起用。
日本人としては雪村いづみ、ザ・ピーナッツ、ジャニーズ、
ジャッキー吉川とブルーコメッツらが出演している。


早く天候を気にせず撮影に臨める季節にならないものか、
「エド・サリヴァン・ショー」は後5巻あるので、
当面は精神的にも健康生活が送れそうだ。