京都五山送り火の当日、日中は雲が覆うものの、
雨の気配は感じられず、6時過ぎには鴨川デルタには、
場所取りで多くのカップルを見かけた。
この日は友人宅で夕食をご馳走になる事になっているので、
そちらのテレビで送り火を拝見する手筈。
しかし7時過ぎになると、
雷鳴が比叡山辺りから轟き、暫くすると大粒の雨。
3年ぶりの全灯開催なのに果たしてと思っていたら、
8時前には止んで、無事に五山点灯出来たようだ。
しかし昨日は、本格的な線状降水帯が関西地区を居座り、
京都も8時過ぎから数時間、記録的な豪雨となり、
致命的な被害は出てないようだが、鴨川の水かさが増し、
遊歩道が浸水したそうだ。送り火の当日だったら、
おそらく中止になっていただろうと、思う位の雨だった。
これは大文字送り火の当日の京都御苑。
友人宅の食事には時間があったので、その前に。。。
閑院宮邸跡の横の百日紅が思いの外、咲き残っていた。
このず~と先の建礼門まで行けば、
東に大文字山を見渡すことが出来るが、
あの場所までとてもじゃないが行き気にならない。
九條池の橋の東、百日紅の奥に滝の石組を発見。
京都御苑の百日紅は街路樹の百日紅より咲くのが遅い。
京都市の街路樹の百日紅は7月に入って早くも見頃を迎えるが、
その頃は御苑では全くで、蕾さえ、
と言っても8月になると一斉に咲くとも限らず、
場所、形状によってまちまちである。
この建礼門に繋がる大通りの横の4、5本の百日紅も微妙、
出水の糸桜の横にも4、5本の百日紅があったはず?
こちらの百日紅は殆ど枯れ落ち、
ハクセキレイも茫然自失?
その一番近い下立売御門の手前に、
私に知る限り縦に高い百日紅を発見!
10メートル近くありそうだ。
大きい百日紅はだいたい横に広がりを見せるが、
垂直に高い百日紅は珍しいのでは?
それと百日紅を綺麗に撮るのは難しい!
こうなったら京都御苑南界隈の百日紅を見たくなる。
こちらは殆ど来た事の無いエリア。
テニスコートもある富小路広場。こちらにも立派な百日紅。
他愛もない話をしてしまったが、その先の寺町御門。
50年近くも京都御苑を出入りしているが、
初めて潜る御門かも知れない?
さっきの下立売御門は最も潜った回数の多い御門。
京都御苑コンプリートも間近( ´艸`)。
猿もスベレば棒に当たる!
そして、一番の見頃を迎えていた。