この時期になると田植え前線が北上する。
二週間前に九州地区で田植えが始まったと聞いていたが、

 


北嵯峨野でも一部残して、すでに田植えを終えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



少し前に広沢の池でつがいのカモを目撃したが、同じ夫婦?













二羽共々顔をうずめて捕食中!
よほど沢山の昆虫が泳いでいるのだろう。























 

小倉山に陽が沈もうとしていた。













6月22日公示予定の参院選が一ヵ月を切った。
いつもの事ながら然したる争点も無く、一部を除いて、
日本の若者を置き去りにした票争いが繰り広げられる。
そんな中、たけし軍団の水道橋博士が参院選の出馬を表明。
たけし軍団の理論派、クールな水道橋博士が熱くなっている。
これは博士がツイッターで松井一郎氏の経歴に関する疑惑を追及した
YouTube動画「あつまれニュースの森」を紹介した事に端を発している。

大阪市長でもあり、日本維新の会代表でもある松井一郎氏は、
これについてこれらの誹謗中傷デマは名誉毀損に当たるとして、
松井氏批判の発端のYouTube動画の発信者ではなく、博士を告訴し、
550万円の損害賠償を起しているらしいが、
これも可笑しな話で、どう見ても本末転倒の様な気がする。

博士はこの訴訟について、
権力を持つ地位にある者が弱い者の口を封じる為に
訴訟を起こす「スラップ訴訟」だと主張している。

「スラップ訴訟」とは訴訟の形態の一つであり、
日本でも2000年代頃から企業などに問題性を告発する
市民や被害者、支援団体、弁護士、ジャーナリストらを相手取り、
高額な損害賠償を求める民事訴訟が乱発されるようになり、
加罰的・報復的訴訟を指す言葉である。
口封じ、威圧、批判的言論威嚇目的訴訟とも言われている。 

特に誹謗中傷、名誉毀損訴訟をちらつかせるやり口は、
橋下徹氏の常套手段と言われていて、
「維新の会」の昨今の躍進はこの批判の封じ込み、
大量の資金力、先ずもって「維新」の言葉が持つ日本人の共同幻想、
「維新」のイメージする、単純に新しい社会、文明開化、世界進出、
ともかく明るい未来が開けるような魔法の言葉「維新」、
この言葉が大きく影響しているのではないかと思いたくなる。

果たしてこのイメージとするものが政治家、
橋下徹氏の時代になされたか?
又、橋下徹氏の後継者の松井一郎氏、
吉村洋文氏の現在でもなされた形跡があるのだろうか?
コロナ禍で人一倍露出していた吉村大阪府知事。
この時、吉村氏は如何にもやった感を出していたが、
実際はどこの自治体の長も懸命にコロナ対策をやっていて、
大阪府がコロナを封じ込めた実績などはどこにも無いし
それよりもやった感を出す為に他の自治体の長より目立つ対策、
どうみてもスタンドプレー?それによる税金の支出は念頭に無さそう。
「維新の会」は大阪市長・大阪府知事ダブル選挙2回、
大阪都市構想では2度にわたって住民投票が行われ、
「維新の会」の主張を通す為には、税金投入は厭わない体質なのか?
あれだけずけずけモノ言う関西の放送界も文化人も、

吉村知事の行動を批判する事も無く、気持ちの悪い位労っていた。

何か利権でもあるのかと勘繰りたくなる。
後の権力と成り得る「維新の会」に対して、前のめりに身内ビイキ?

前回の選挙で日本維新の会だけが独り勝ちしたのは、

強面の松井氏と違い、甘いマスクと献身的に映る吉村氏によるものが大きい。

現代日本人は兎角ステレオタイプ的な情報で動いている感がする。
その時の空気、雰囲気でも流されやすい。これは昔から、

実際何をやったか、これから何をしようとしているのか、
誰が今を生きる人の為、子供の為、国土の為、地球の為に尽力するか、
冷静に物事を見極めるのが未来の為になるはず。

日本、世界共々、未来は決して明るく無く、
特に日本の食料自給率主要先進12カ国中最下位である。
2020年度穀物自給率はキューバと同じ28%の130位。
北朝鮮でも69%の76位、あれだけ非難しているいるロシアでも、
184%の11位、何とウクライナは245%の4位だったが、
ロシアの侵攻で領土が荒らされ、尚且つ略奪もされているので、
かなり落ち込んでいると推測される。
いずれにせよ有事の際、日本の状況は最悪が予測される。
その上、まだまだ経済を立て直す為にやる改革は山ほどあるが、
文章が長引くので今回は割愛。


日本維新の会の当面の大阪立て直しの起爆剤は、
2025年の万博、20年代後半の開業目指すIR事業。
これは従来の自民党が進めてきた土木建設を軸に
経済を活性化するやり方で、
持続可能な開発目標SDGsには程遠く、
世界各国の危機感とも大きくズレている

IR事業も最大の事業はカジノ、所謂ギャンブル、博打である。
そこには途轍もない利権が絡み、ギャンブル依存症、風紀の乱れ、
大体日本の競馬場、競艇場、競輪場、その他の
公営ギャンブルの入場は保護者同伴なら0歳から入場できる。
多くの人達に来て頂く為にお笑い芸人を呼んでのイベントも活発。
又、人気タレントを起用したテレビCMもバンバン流している。
こんなにも全国民にギャンブルを勧める国家は他にあるのだろうか?
こんな国家形態に明るい未来、健全な将来があるのだろうか?

日本維新の会のやろうとしている事は
長年かかって自民党政権が築き上げてきた極めて歪な国家体制、

しがらみ、利権、身内の利益誘導等々と変わりが無さそうに見える。

それが野党であって、実際は公明党の様に保守であり、
いつでも自民党とタッグを組み用意があって、
現野党の議席をある意味奪い取る役割で、
将来的には政権運営がやり易い絶対的な保守体制を目的としている?
これはあくまでも私個人のいつもの誇大妄想みたいなもので、

無視して下さい( ´艸`)。

少なくとも現行体制に異議申し立て反旗を振りかざすのなら、
「維新」の名に恥じない行動、少なくとも20~50年先に向けての
国土計画、日本人が生き残る手立て、生まれてくる子供の将来、
仕事と生活、環境に対するビジョンを示し、活動すべきと思うのだが。。。



久しぶりにボヤいていたら、愛宕山に陽が沈んでいた。