今日は「みどりの日」と言う、国民的祝日らしい( ´艸`)。
私の記憶にある連休は4月29日(天皇誕生日)、5月1日(メーデー)、
5月3日(憲法記念日)、5月5日(こどもの日)の一連。
ところが数年前に4月29日が昭和天皇崩御の後「みどりの日」に改称。
更に4月29日(みどりの日)を5月1日と5月3日の間に挟み込み、
4月29日は新しく「昭和の日」とし、国民を大いに遊んでもらう為の
GWと言う、大連休体制が出来上がる事になる。
もうこうなると記念日の意味などどうでもいいような気もするし、
国民の多くははこの期間の頭の中は、観光地、食事、スイーツ、
宿泊、高速の事で一杯になり、記念日の事など大方どこ吹く風。
と言っても、ロシア、中国の様にメディアコントロールで行動が制限されるより、
経済都合大優先で人の流れがコントロールされる方が、なんぼかマシ?
因みに5月4日は「ノストラダムスの日」でもあるらしい。
ノストラダムスの予言集の初版が1555年の本日発行されたそうだ。
又、何の為にもならない話で恐縮。


永観堂に初めて伺ってから5年ほどになる。
紅葉の名所として名は轟くものの、
その混雑ぶりに、私はその時期は一度も伺った事が無い。
それでも何度か挑戦しようと思ったが、やはり無理。



5年経つと記憶力の低下も相まって、
殆ど詳細は憶えていない、元々記憶力は悪い!







大玄関より上がり込み、



古方丈のガラス越しの方丈北庭、








向かいの方丈は正面左右に3室、前後に2室ある。
正面中央に釈迦三尊像を安置し、釈迦堂とも呼ばれている。



正面中央に中の間、左に虎の間、右に松の間、仙人の間。












 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

回廊を巡り、瑞紫殿に掛かる楓の新緑。












方丈前の枯山水式庭園は唐門前は方丈西庭、
こちらが方丈南庭と呼ばれている。












この上には開山堂、多宝塔が建立されていて、
臥龍廊より上がる事が出来るが、今回はスルー。












山肌に建立されたお堂は回廊で繋がっていて、
階層の楓が一層眩い光景を生む出す仕組み。












この趣のある建物は実は御影堂と阿弥陀堂を繋げるエレベーター。













阿弥陀堂の「みかえり阿弥陀」に参拝し、












ようやく境内に降り立ち、
3000本に及ぶイロハモミジ、岩垣もみじ等、
紅葉期には数種類の楓が織りなすグラデーションは
「 モミジの永観堂 」と呼ばれるが、
この青もみじの季節もそれを彷彿させる。










それと以前は気が付かなかったが、
苔の存在も大きい!











どこを観ても緑、緑、













手水舎の龍吐水も緑、

 










 

もちろん季節的にはツツジがそこかしこに咲いていて、
コデマリ、石垣のカタバミも確認しているが、












この日の主役は苔、青もみじの緑、

 

 

 

 

 

 

 

 






果たして今年の紅葉期は来れるかどうか、
おそらく来れないと思うので、目一杯貯めておこう。
どうせすぐ忘れるのだが( ´艸`)。










ともかく今日は平和な「みどりの日」なのだ( ´艸`)。