コロナの行動規制がほぼ解除される中、
ゴールデンウイークの出鼻をくじくかのように、
初日の昨日は日本本州を覆い尽くす厚い雲。
京都も朝方から本降りの雨が降り、夕方には強風が吹き荒れ、
その後はしまっていたダウンを探すほど冷え込んだ。

 



大田神社の杜若も地球温暖化のせいか、
最近ではGWに見頃を迎えるようになっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


以前は5月15日の葵祭時分に見頃を迎えていたと思うのだが、
二日前にそこそこ花を付けていたので、
この分だとやはりGWが見頃になりそうだった。






残念だが葵祭の行列、舞楽、神馬の引き回しは3年連続中止、
社頭の儀のみ執り行われると発表されていた。



午前中でかなり陽射しがきつかったが、
杜若群生の辺り一面にはタゴガエルの鳴き声が響き渡り、
小さなアゲハとトンボが引っ切り無しに飛び回っていた。






当然、深泥池まで足を延ばしたが、
朝方の光に白い杜若は似合わないので、

 


ご足労にも夕方再び訪れる。












北大路魯山人の一押しのジュンサイが順調に育っている。





杜若の青紫は昔から最も好きな色だが、
最近はネモフィラの空色の花が人気で、
全国各地にネモフィラの丘が造られ競い合っているらしい。
日本人に馴染みのない名前「ネモフィラ」、
少し前から知っていたものの、今でも覚えられない名前?

単に記憶力が悪いだけ( ´艸`)



それでも最近は深泥池の白い杜若に惹かれている。
と言っても、厳密には白一色では無く、
花弁の中央に青紫が一筋走る。

 

 

 

 

 

 

 





陽は大田神社辺りに沈む。

 

 

 

 

 

 

 

 





今年のGWは大田神社の杜若、
深泥池の白い杜若の両方が観れる、
絶好のチャンスのようだ。