二日ほど京都を離れていたが、
既に一乗寺の詩仙堂の霧島躑躅が見頃と聞き。。。



正式には詩仙堂丈山寺。
中国文化に強い憧れを抱いていた石川丈山は
唐様庭園 (からようていえん) をこの時、
建物と同時に作庭している。

 

 

 

 

 

 

 

 



本堂前の百花塢(ひゃっかのう)と呼ばれる唐様庭園は、
百花を配した塢(どて)という意味合いから、
四季折々の花が咲き誇るが、取分け5月の皐月が有名である。











その時はひっきりなしに観光客が訪れるが、
この時期は老梅関を潜って直ぐのキリシマツツジ。













開口部から皐月が顔を覗かせていたが、
一向に気配が無かった。












詩仙堂の前の通りを少し上がると、
一乗寺の隠れ家的な野仏庵(のぼとけあん)が佇むが、
コロナ禍で拝観を停止したまま、
今でも山門が閉ざされているようだった。