先日、植物園の桜の夕景を撮影に伺った時、
目的の桜より印象的だったのは赤いチューリップ。



チューリップと言えばオランダだが、
実はトルコが原産国らしい。











日本には江戸時代後期に伝来したが普及せず、
大正時代にようやく新潟市で本格的な球根栽培が始り、
新潟が「日本チューリップ発祥の地」になるらしい。



ハーフと思しき2、3歳の男の子が、
そのチューリップ嬉しそうに眺めて、
童謡『チューリップ』を歌いだすが、
どうも微妙に歌詞が間違っていた。

それでも何回も繰り返し。



フランス人の父親は別段気にもせず、うわの空。


さいた さいた
チューリップの花が
ならんだ ならんだ
あか しろ きいろ
どの花見ても きれいだな


これが正式だが、
チューリップはやはり赤がいい、それも真紅、薔薇も。

 



観覧温室は花の景色が似合うが、
特にチューリップは相性が良さそうだ。












特に真紅のチューリップ。












陽は傾き、桜のライトアップが灯る直前、
チューリップも頭を傾け、
やすらかに眠りに入ろうとしていた。