昨年初めて円山公園の「祗園しだれ桜」を観た。
ブログを始めるまでは桜鑑賞はどこか後ろめたいモノを感じ、
特に花見、夜桜は素直に認めたくない思いが強かった。
愚かにも世の中に流されたくない、迎合したくない、
そんな思いが強かったかもしれない。

その分結局は多くのモノを失い、
65歳で初めて桜の美しさに気付く事になるのだが、
やはり遅すぎたかもしれない( ´艸`)。



歌人・与謝野晶子や多くの日本画家に愛され、
「祇園の夜桜」と名高い薄紅色の姿はまさしく艶やか。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



全国的にまん延防止措置が解除され、
二年ぶりの夜桜のライトアップと云う事で、
驚くほど大勢の人がやってきていた。











かがり火が灯され、屋台、花見茶屋、












もっぱらこの時代はスマホでインスタ映えに熱中する人が多いが、
中には年配の怪しきカップルが酔った勢いで色恋交渉。




若い頃からお酒が好きで、
年を追って木屋町、先斗町、祇園界隈で遊ぶようになり、
もちろん仕事もよくやっていたが、
夜はアルコール抜きでは過ごせない程までになっていた。

 


時には夜の銀ぎつねが色めく妖しい店にも通っていたが、
いつの間にかアルコールを必要としない身体になった。






そんな店に行かなくなって既に30年、
酒もタバコの中毒原もこの身体からすっかり消え失せている。

 


しかしこの妖艶な「祗園しだれ桜」を観ていると、
ついつい不埒な気分が甦りそうで怖くなる( ´艸`)。

 

 

 

 

 

 

 





くわばらくわばら、












この時はこの周辺から離れなかったが、
園内にはソメイヨシノ、山桜、八重シダレ桜など約680本が植樹。
これぞとばかりに老若男女が犇めき合っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



ここに来てコロナ新規感染者は、
あれだけ感染対策を徹底している中国でさえ、
都市部で増加傾向にあり、フランス、英国、
ドイツも1日30万人前後で推移。
日本も沖縄で増加傾向にあり、
改めて感染対策を万全で桜を愛でたいモノだ。

 

 



さて、「祇園の夜桜」は鬼夜叉なのか?夜の銀ぎつねなのか?

 



くわばらくわばら( ´艸`)