京都市内の桜が一斉に満開を迎えようとしている。
小学校の校庭、公園、交差点、植物園、二条駅前広場、
哲学の道、鴨川沿い、賀茂川沿い、高野川沿い
多くの寺院など、街を走ると京都の街は
淡いピンクに覆われているのを改めて実感する。
しかし、京都市の本日は概ね雨。
そんなにも強い雨足にならないようなので、
勢いの桜にさほど影響ないとは思われるが、
風が吹かない事をお願いします。

いつになく他府県ナンバー往来する東寺近く、
大宮通り一本西の壬生通り八条通角の六孫王神社。



境内のソメイヨシノが見頃前と聞いていたが、
東鳥居前はお花畑の景色。







奥の見かけない赤い花は?



もちろん梅でも桜でも無い!
首を傾げていたお若いご夫婦に助け舟を出したのは、
参拝終わりのご年配の女性。桃の花である。
こんなに大きくて立派な桃の花は初めて!









少し曇り気味だが、人が少ないので良しとしよう!






境内は比較的小さいが、
コロナ禍前はともかく中国人観光客に超人気で、
人影を入れずに撮影するのは至難の業だった。

 


今は何のストレスも感ぜず!







と思いきや、子供が自由に動き回っております。

 


顔は殆ど認識不可能なので良しとしよう!











昨日の時点で八分咲き!












龍神様も思わず花びらを飲み干す。。。












晴れていればもっと華やかになるはず!






ご祭神の源経基(みなもとのつねもと)は、
清和天皇第六皇子の貞純親王の子で、
天皇の孫であることから「六孫王」と称される。



境内は源経基の邸宅「八条亭」の跡地と伝わり、
経基が臨終の際に「死後は龍神となって池に住んで子孫の繁栄を祈るから、
この地に葬るように」と遺言したという。











その龍神池は現在半分以上は土が入れられていて、
庭のように多くの植物が育てられているみたいだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



境内では珍しいシダレ桜を撮影していると、
社務所前で植木の手入れをなさっていたお婆さんが、
「もうこれも赤くなってきたから終わりや!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 



私は「ちょうど見頃じゃ無いのですか?」
お婆さんは「このシダレ桜は植木鉢で育てていたんやけど、
大きくなりすぎて下に移したら、こんなに大きくなって」

 

 

 

 

 

 

 

 

 



私はしつこく「なんで終わりなんですか?」
お婆さんは「花弁が開いて、中心が赤くなっているやろ」
それが散る前のサインのようだ。






拝殿横にもピンクと白と斑の桃ノ木。



お婆さんはその先でご休憩。








最初に見たお花畑も赤い桃の花も、

 


この桃もおそらくあのお婆さんに育てられたのだろう。








あのお婆さんは、

 

 

キット花咲か婆さんなんだろう。











千本丸太町辺りはそんなにも強く雨は降らなかったが、
少しひんやりとしている。明日はこれ以上になり、
日中でも11℃位にしかならないらしい。
まだまだダウンジャケットが手放されそうもない( ´艸`)。