桜の撮影で忙しくなる前、
まだ余裕で巷の寺院の草花を撮影していた。
日付を見ると2022/03/22、一週間ほどしか経っていないが、
状況が一変している。
左京区の真如堂は紅葉の名所なので何度も紹介している。
桜も多少咲いているが、撮影した記憶があまりない。
ひょっとしたら紹介しているかもしれないが、
ポンコツの記憶装置なので当てにならない。
もちろんこの時の目的は桜では無いし、
全く蕾さえ確認できなかったが、
今日の時点で真如堂の桜は一部満開と聞いている。
高々一週間ほどで景色が変わるとは。。。
赤門の参道横には黄色い花が咲いていた。
空海が招聘した荼枳尼天を祀る法伝寺の鳥居前には、
常に四季折々の花が咲いていて、
殆どは名前は分からないが、つい足を止めてしまう。
この時点ではやはり梅。
ところが真如堂には元三大師堂前に紅白の梅二本。
どちらもご高齢の梅の木で、
姿態を撮るのはいつも躊躇している。
僅かであるが、この様に色気のある花を咲かせている、
これは姥梅と名付けてもよろしいか?
この時期、本堂の北側では
あちらこちらで馬酔木が花を付ける。
これも目的の花では無い!
本堂と書院を結ぶ渡り廊下の向う、
何と言ってもこの時期は山茱萸(サンシュユ)。
本堂裏、薬師堂一帯に咲くサンシュユ。
運よく、ちょうど満開の時期に来れた。
先ほどラジオニュースで、
本日、大阪・京都で桜の満開を迎えたと伝えていた。
おそらく真如堂の赤門参道、三重塔も
桜の景色に変わっていると思われる。