昨日は前日の暖かさと打って変わって、
肌寒い一日となった、今日も。
明日は平年並み持ち直すが、
その後数日は肌寒い日が続きそうだ。

ある意味これは咲き出したシダレ桜にとっては、
長く鑑賞できる可能性なので、良しとする。

 



二日前の日曜日、京都は一日中雨だった。
それと強風が吹き荒れるとの予報だったので、
咲き出したばかりのシダレ桜が
散ってしまわないかと心配されていた。
しかしシダレ桜は見た目に反して結構強い事もあり、
あまり気にしていなかったが、
只、車折神社の真っ白なシダレ桜だけは、
その繊細な花弁は少しの雨風で散ってしまいそうなので、
都合を付けて土曜日に伺った。



一週間前は蕾さえ確認しずらかったが、
やはり一気に開花したようだ。












日本画家・冨田渓仙が奉納した渓仙桜(けいせんざくら)は、
枝垂れ桜の種である事は間違いないが、
これ程白い枝垂れ桜は見た事無い。











10~20代の間で「昭和レトロ」がブームとなっているそうだ。
メロンソーダ、純喫茶、食堂、昭和ポップス、
その波が海を越えて中国にまで押し寄せていて、
中森明菜はその象徴的なアイドルとして人気があるらしい。
これは意外であるが、この周辺に詳しい方によると、
最初のブームは1980年代後半から1990年代にかけて起き、
今回は“第2次ブーム”が起こっているらしい。
万といる日本のアイドルの中から何故に中森明菜?
松田聖子のような王道アイドルは中国にも存在するが、
中森明菜は他にない存在、媚びるどころか、
けだるそうな雰囲気で不良少女のような歌詞を歌い上げる。
中国人が全く見た事の無いタイプの女性として、
男女問わず多くの人が彼女の虜になったらしい。

 



その方によると彼女のもつ『易碎感』が、
中国の若者の心をつかんで離さないらしい。
「易碎感」は日本語にない言葉だが、一言でいえば“儚さ”
少しでも強く触れたら壊れてしまいそうな“危うさ”を表現していて、
中国の若者が一党支配する全体主義の状況下でも、、
繊細な感覚を共通認識しているのに、少し希望を見出している。
芸能界の知識が余り無いが、中森明菜はいつの頃から
メディアから姿を消してしまったのか?
何と言ってもクローンの様なアイドルを大量生産する、
今の日本のジャニーズ系、AKB系、坂系では絶対不可能な

歌唱力、世界観、全く異質のアイドルのギリギリの表現力、
ある意味、日本のアイドルの終焉を意味するシンボル?
中国人の若者が感じる中森明菜の「易碎感」は、
日本人が思っている以上に大切な意味とモノを
持っているのかもしれない。

パチンコもやらないので詳しくないが、
エヴァンゲリオン、花の慶次、北斗の拳には遠く及ばないが、
大一商会が2006年開発した中森明菜のパチンコ台があって、
既に4作目が開発されていて、お宝映像が観れるとの事で、
根強い明菜ファンに支持されているらしい。
その名は既に『CR中森明菜・歌姫伝説』、
中森明菜ほど危うく、伝説を地で行くアイドルも皆無。


又、いつもの事で横道に逸れてしまった( ´艸`)。



この時は寒緋桜も見頃だったが、
今は渓仙桜と共に見頃を過ぎているかもしれないが、
その他の八重、枝垂、染井吉野が絶え間なく開花するので、
当面境内は春たけなわが継続する模様。