今年は京都のシダレ桜の開花が遅くなり、
悠長に構えていたが、実際開花が始まると、
至る所から開花情報が入り、慌ただしく立ち回る事になる。
上京区七本松通仁和寺街道上るの立本寺。
三日ほど前に本堂前のシダレ桜の蕾が
開きかけていると聞いていたのに、
すでに見頃を迎えていた、早い!
シダレ桜は他に二本ほどあるが、
ソメイヨシノは結構な数が植えられている。
しかしソメイヨシノは
本堂前の早咲きのシダレ桜が散る頃でないと咲かないのに、
今日の時点で既にかなり開花していた。
こんな事は初めて!
一気に開花したので、
吹きこぼれるように花を付けていた。
人は入らないように撮影しているが、
結構な撮影者が来られていた。
ソメイヨシノも後三日で見頃を迎えそうなので、
贅沢な桜景色が拝見できるかもしれない。
そうなれば、寺町通今出川上るの本満寺も
見頃を迎えているのに違いない。
今まで見た事も無い、
もの凄い人が境内で鑑賞中!
諦めようと一瞬思ったが、
観光客の多い京都で培った撮影テクニックを使って、
何とか誤魔化しの景色を撮ってみる( ´艸`)。
庫裏前のシダレ桜は枝の横の広がりは無いが、
シュッと天空に聳える幹、
その上空から枝垂れる枝が優雅で美しい。
ついついそれを撮り出すと、
あっという間に時間が経ってしまう。
訪問者をその枝で隠す!
小さなお寺だが、
この時だけは大寺院のように映る!