ようやく国際課税ルールが2023年から実施される運びとなった。
約140カ国が多国籍企業の最低税率を15%とする事で合意
グーグルやアマゾン、メタ(旧フェイスブック)といった企業が、
低税率地域で税を逃れる事を困難にする事でも合意。
実施により、巨大IT企業が低税率の地域で納税する事で
利益を上げるのがより難しくなるそうだが、
モラル無きメガ利益追求集団がそんな事で大人しくなるはずも無い、
引き続き監視が必要( ´艸`)。
梅の綻びもあちらこちらで聞かれるようになり、
少しは暖かくなるかと思っていたら、
昨晩は氷点下近くなり、
今朝起きてみると屋根瓦に少し雪が積もっていて、
深夜から朝方に雪が降っていたみたいだ。
この冬はほんとうに雪に遭遇する。
50年ほど京都に住んでいるが、こんな経験は初めてだ
ちょうど写真素材に困っていたので、
北区等持院の庭園の雪景色が撮影出来ればと、
開門一番の9時過ぎに山門を潜った。
「方丈南庭」には僅かばかりの雪。
薄っすら被る様に雪が残っていた。
鎌倉時代、南北朝時代の夢窓疎石作と伝わる「西の庭」。
これ位の雪だと1時間から2時間の命。
尽かさず庭に降りて、花を求める。
確かこの時期になると名物の有楽椿が咲くと言う。
ここで椿は撮影した事無いので、探し回る。
何本かの赤い花はあったが、確かピンク色?
それに全て花弁が散乱していたので、おそらく山茶花。
この時点でおそらく訪問者は私一人。
蓬莱島の架け橋には足跡は無く、
と言って自分の足跡を残すのは躊躇する。
池泉回遊式の心字池の東の庭と芙蓉池の西の庭。
ほぼ終盤で築山頂上の手前、有楽椿は何処?
そのてっぺんにピンクの花。
所々に雪をかぶっているが、
あきらかに侘助の有楽椿は思いのほか咲いていた。
秀頼の再建時に植えられた有楽椿は樹齢400年以上、
早春2月~4月まで薄紅色の花を付け、
すでに落花も確認された。
何と美味しそうな椿シャーベット( ´艸`)。
到着してから約一時間、
すでに皐月の雪は儚い命を終えようとしていた。