珍しく陽気の良い日が続いている。
このまま春に突入かと思ったが、
そうは問屋が卸してくれないのがこの世の中!
来週には寒気団が京都の上空を覆うそうだ。


とは言っても、撮影に出かける目ぼしい素材が思いつかない。
私の最高司令部の脳は1951年式の既にポンコツ、
特に記憶装置は精度が悪いので、全く思いつかない( ´艸`)。
仕方が無いので、自身のブログでその時期の素材を探す。
下鴨神社の「光琳の梅」がヒット。

出町柳の「出町ふたば」の前を通る。
緊急事態宣言が解除された時は、
以前よりまして行列が出来ていたが、
感染者が10万人前後を推移する現在、
並ばなくて購入できる、地元民には久々のチャンス!

ところが、
輪橋の袂の「光琳の梅」は蕾もそこそこで、
一輪ほど綻んでいたものの、
写してもおそらく絵にならずあっさり諦める。



こちらも参拝客はまばらで、
御手洗川に占いを託す旅人が二名。












然したる撮るモノは無いが、
普段撮らない角度で南口鳥居を捉えてみる。












その近くの手水舎の桶は
森の主だった樹齢600年のケヤキを使用しているそうだ。







糺の森もこの様に人っ子一人もいない、
最近では珍しい事だ。

 



遠くでカラスが戯れ、境内に泣き声が響き渡る。





いつの頃か、
糺の森の西側に沢山の祠が祀られるようになった。
私が下鴨神社の駐車場を借りていた40年ほど前は、
確か一社も無かったような気がする。



その背後にはかつてはお寺の庭園があって、
その遺跡が未整地のまま残っていた。
誰も立ち入らないが、私のお気に入りだった。
それがいつの間にか立ち入り禁止となり、
どうしたものかと思っていたら、
その庭園、竜が池の修復再現工事が行われているのだ。



40年とは短い間だが、よく変化するものだ( ´艸`)。

 


この日は元気のない下鴨神社だったが、
全国各地で騒いで鳴いている、
カラスのカーさんが私の友人の様に感じた。