先日、年を取ると考えるのが嫌になり、
行動も食事もワンパターンなる傾向を回避すべく、
就寝前のCD音楽を半年ぶりに新しく変えるなどした。
朝食はメインの食パンは変わらないが、
2年ほど塗り続けていたオリーブオイルを、
少し流行っている「小倉トースト」風を真似してみた。

 



あんこはコメダ珈琲の小倉あん。
バターはコレステロール値が気になるので、
べに花のコレステロール・ゼロ。

 

 



更に以前は定期的に使っていた、
イチジクのジャム、フランス産のマロンクリームも
取り交ぜて使うようにしている。

 


トーストに塗る素材が一挙に選べる4種類になった。

コメダ珈琲の小倉あんは甘ったるくはないものの、
最近は普段から甘いモノを食べているので、
小倉あんの糖質が気になっていた。
初回の小倉あんをほぼ使い切ったので、
それならば甘くないあんこが作れないものかとネット検索。

簡単に作れるあんこ、甘くないあんこの作り方?
そこでヒットしたのが、
「あんこの神様・小幡寿康のあんこの作り方」
雑味の無いあんこが手間もかからず、短時間で調理。
2、3、似たような記事が出てきて、
なるだけ分かりやすく説明しているものを選択したいが、
小豆を扱うのが初めてなので、
どちらの表現が的を得ているのかもわからず、
取りあえず材料だけ手に入れて、後は成り行き任せ!



材料
小豆250g
グラニュー糖200g(一般的には小豆と同量の250g)





①小豆はボウルに入れて、熱湯を加えて小豆を熱湯で洗い、豆殺しをする。
普通に渋切りをすると、小豆の風味まで飛んでしまうのを防げる。
(アク取りをする必要が無くなる)











②鍋に小豆を入れて30分煮る。
通常は小豆の皮が破れないように煮るが、神様はあえて割ってへそ外しをする。
(豆の白いところが取れて、雑味が取れる)




③煮汁を切った小豆を鍋に入れて、豆の上1個分浸るくらいの煮汁があるようにして煮る。5分煮込んだら5分蒸らす。







④キッチンペーパーで受けて5分待って、水気を切る。

 

 


⑤グラニュー糖(100g)を半分、直接かけるて和える。


⑥ある程度なじんだら、残り(100g)も加えてなじませれば完成。


これで完成したと思ったが、小豆の芯が残っていて、
再度水を足して煮詰める事30分、
これでようやく芯が取れて完成したが、
②の工程でへそ外しがあるが、
これが完璧には出来ていなかったみたいで、
一流甘味処の甘さには程遠い、雑味のあるあんこになってしまった。



やはり神様のあんこ作りと云えども甘くない、との事なのか?
それでも最初の目的の、甘くないあんこは完成( ´艸`)。

後で知ったのだが、
あんこの神様・小幡寿康さんは凄い方で、
放浪の菓子職人とも呼ばれ、
技一つで再建した和菓子店は30軒以上とも言われ、
その中には皇室御用達、老舗店も多く、
全国に跨っているらしい。
ネットでのレシピの各紹介は微妙に違うが、
要点は①最初、小豆に熱湯を掛け、豆殺しをする。
②小豆を煮る時にへそ(豆の白いところ)外しをする。
これに尽きるみたいだ。

何となく小豆の特性は掴めたので、
次回は十勝産の大納言と和三盆を使ったあんこに挑戦!