あまり良くない天候で散歩撮影に行けない日が続いたが、
朝方の青空に誘われて、北野天満宮の楼門を潜った。
一番早く綻ぶ絵馬所の紅梅が一段と綻びを増していた。
連日、10万人前後のコロナ感染者が出ているので、
境内の参拝者はいつになく閑散としていた。
巷のそんな事には関係なく、
境内随所の梅は確実に春の到来を感じているのか?
三光門の横の白梅も!
拝殿西門の蠟梅は?
蠟梅は思ったより寂しいが、
背後の橙が今までで一番実を付けていた。
しかしこの実は橙?
それにしては小さく、ミカンのようにも見える?
拝殿前の「紅和魂梅」は一向に蕾も確認できないが、
本殿裏の「雲龍梅」は既に沢山の蕾が付き、
八重の花弁からは甘い香りが漂う。
宝物殿前の白梅も一気に綻び出していた。
境内を一回りして楼門を出て、
梅苑の新しく出来た「花の庭」を垣根越しに窺っていると、
80過ぎのご婦人が「まだ早いでしゃろ?」と、
声を掛けてきたので、「まだまだですね!」と、挨拶。