先週は少しさ寒さが和らぎ過ごしやすかったが、
今週末は寒波がやってきているので、
恒例の寺院巡りは二の足を踏んでいる。
それに目ぼしい花の便りも無い( ´艸`)。


京都駅ビルに映り込む京都タワー

今京都で最も話題になっているのが、
北野天満宮の幻の「花の庭」復活!
1月28日から梅苑で公開されているそうだ。
俳諧の祖として知られる松永貞徳作庭の“雪月花の三庭苑”は
妙満寺の「雪の庭」、清水寺・成就院の「月の庭」、
そして「花の庭」が北野天満宮の境内にあったと知られていた。
どこまで復元されているかは謎が多いが、
いずれにせよ「花の庭」と命名されているのであれば、
やはり花が咲き誇る頃と思い、待ちわびている。

今回はコロナ禍で生活スタイルの変化を余儀なくされる中、
この二年間は25~45年ぶりに映画と読書に時間を割いた。

映画と言っても新作にはほとんど興味が無く、
昔観た映画、観れなかった作品を物色。

小津安二郎、ゴダール、ジャン・コクトー、ルイ・マル、
スタンリー・キューブリック、バスター・キートン、
ルキノ・ヴィスコンティ、etc.
二十歳代以降はカルト映画にのめり込んだが、
中学から二十歳まではミュージカ映画にハマっていた。
「シェルブールの雨傘」「ウエスト・サイド物語」
「メリー・ポピンズ」「サウンド・オブ・ミュージック」
「キャバレー」「オール・ザット・ジャズ」。

ミュージカ映画では無いが60年代のポップス、R&Bが
全編に流れる「アメリカン・グラフィティ」、
涙モノのソウル、R&Bが流れる「ブルースブラザーズ」。
やはり中学から青年期に至るまでは音楽抜きでは語れない。


図書館で借りた「メリー・ポピンズ」。
実質ジュリー・アンドリュースのハリウッドデビュー作。

 


ウォルト・ディズニー製作による、
実験的な実写とアニメーションの融合、
そしてミュージカル・ファンタジー映画。
「チム・チム・チェリー」が今でも脳裏に残っている。

 

 

 

 




続いて借りたのは、又してもジュリー・アンドリュース主演の
「サウンド・オブ・ミュージック」。





何と言っても映画の冒頭のアルプスの山々を背景に
緑の高原を駆け巡り歌う「サウンド・オブ・ミュージック」。

 

The Sound of Music (1/5) Movie CLIP - The Sound of Music (1965) HD

これは映画史上でも衝撃的な登場場面、その臨場感と雄大さに圧倒された。
内容は第一次世界大戦後、オーストリア=ハンガリー帝国の崩壊し、
ナチ党率いるドイツによるオーストリアの併合下で、
家族で合唱団を作り、アメリカに亡命したトラップ家の話。
かなりシビアで複雑なだが、当時観た内容は殆ど覚えておらず、
ジュリー・アンドリュースの歌声だけが印象的だった。



ジョン・コルトレーンの「私のお気に入り」も良いが、
オリジナルのジュリー・アンドリュースはやはり最高!

 

The Sound of Music | "My Favorite Things" Clip | Fox Family Entertainment


「ひとりぼっちの羊飼い」、「すべての山に登れ」、「何かいいこと」、
日本でもポピュラーになった「ドレミの歌」「エーデルワイス」、
そして「さようなら、ごきげんよう」。いい音楽が満載!