2022年のカウントダウンが始まった。
と言っても、これという変わった事は無く、
例年と変わらない悲喜こもごもの年の瀬を迎えている。

そう言えば今年の正月は実家に帰れなかったが、
年明けは帰る予定をしている。

実家の尼崎に帰る時には必ず「ちりめん山椒」を作っている。
元々このブログは究極の「ちりめん山椒」を完成させ、
それを販売しようと考えていたが、
如何せん全く商才の無い事に気付き、
記事にアップしないものの、単に美味しい、
食べやすい「ちりめん山椒」を求めて彼是5年間で100回位、
周りの人達に喜んで頂く為にず~と作り続けていた。

変わった事は、前ほど時間も調味料も使わない。
出来るだけ少ない調味料で素早く。
最初は数種類の昆布を試したり、あご出汁など、
出汁を取る為に半日もかけたり、
使用する水も梨木神社の「染井の水」を使用など、

何かと凝った事をしていた。


今はどんどん手を抜いて、
調味料もシンプルで超高速の「ちりめん山椒」。



使用する調味料はこれだけ。
水は定番のブリタ浄水器でろ過した水。

 

 

 

 



結果行きついた味がシンプルイズベスト、
香ばしい醤油ベースの味が一番。



スーパー「ikari」のオリジナル醤油。
本みりんは愛知県の三河仕込みの「九重櫻」

 

 

 

 



一番手間のかかる山椒の実は、
京都中央卸市場で商いをする野田屋特性の実山椒の水煮。

 



これは実に便利。
一般的に実山椒は6月~7月の収穫期に仕込むのだが、
これが手間が掛かり、冷凍保存の一年位しか持たず、
大量に仕込むと余ってムダになるので難儀だった。

この水煮だと賞味期限も長く、量的にも使いやすいので、
最近はもっぱらこれを使っている。


ちりめんは事前にスーパーなどで、
小振りの良いモノが安く手に入る時に買って置いて、
完全密封で冷凍保存すると三ヵ月から半年は殆ど劣化しない。

調理の仕方は解凍したちりめんを戻し、
酒、醤油、本みりんに漬け、後は軽く煮る。



約10~15分。これだけ!
最後に火を止めてから実山椒を混ぜるだけ。





初めて「ちりめん山椒」を食べた時の感動を再現する為、
行きついた「ちりめん山椒」は極単純で、
極シンプルなモノでした。それとプラス魔法の調味料!
この調味料は秘密( ´艸`)。




今年も大した収穫は無かったが、
お土産も無事に作れたし、
それなりの帰省になりそうだ。

来年は良い年になるよう、お願い申し上げます。