今日の朝は7時前に起きた。
それは予報で市内でも雪が積もると伝えていたので、
今ではめったにお目に掛れない、
京の雪景色を撮るチャンスと思い早起きをした。
しかし窓から見下ろす瓦屋根には全くその気配も無く、
そのまま寝てしまい、結局いつもより遅く起きてしまった( ´艸`)。



この時期になると寺社ではいち早く大絵馬の飾りつけをする。
当然の如く、近場の北野天満宮を覗く。










参道左手梅苑の垣根に白き花?











やはり椿であった。











高台から梅苑を見下ろすと、見渡す限り枯れ木の海原。







絵馬は幅3.3メートル、高さ2.25メートル、重さ120キロと巨大。

 

 

梅に笹の葉、真正面から睨みを利かす寅。







いつもと違う散歩コース。



現存する最も古い絵馬堂のひとつであり、
絵馬の数も規模も最大級を誇っている。

 

 

 

 

 


休憩所と使われている絵馬所には、
ともかく古い絵馬が奉納されていると思っていたが、

 


比較的新しい、こんなにも大きくて勇ましい、
龍の絵馬が奉納されていたとは。。。

 

 

 

 

 

 

 




こんな立体的な絵馬も存在する。











長谷川等伯筆「昌俊弁慶相騎図絵馬」が最も有名だが、
重要文化財に指定されているのでここには無く、

 

 

 

 

 

 

 

 

 


確か宝物殿に保管されているものの、海北友雪筆「牽牛織女図」、
英一蝶筆「五条橋弁慶図」等が目の当たり出来るのは壮観である。










こちらの華やかな絵馬は実際の着物の生地を使っている。
やはり隣接する西陣ならではのモノか?











奥に進むと御土居のもみじ苑に通じるが、
随分前に閉ざされてしまっている。




それでも名残を惜しむかのように50歳前後のご婦人が駆け寄り、
まだ赤く紅葉を保っているモミジを見つけ、
少女のように「綺麗」とため息をつき、スマホで撮影!

 



私は今更紅葉はと思い、敢えてその光景は無視( ´艸`)。










本殿、西回廊横の蠟梅の葉が緑から黄、
蝋細工の葉に変わろうとしていた。

 

 

 

 

 

 

 





その奥には南天の実が今年一番の主張をしている。

 

 

 

 

 

 






紅葉が過ぎ去ったこの時期は、
何と言っても南天の実がそれに代わる様に、
境内の至る所で実りを讃えていた。