前回の南禅寺水路閣からの続きである。
水路閣、蹴上インクラインはインスタ映えするので、
取り分け若い人達に人気が高いエリアだった。

 


その東山手は以前は年配者でもあまり見かけなかったが、
この数年で年齢層関係なく頻繁に見かけるようになった。











これは私みたいな細かい部分の京都情報を紹介する者と、
その情報によってスマホ等で簡単にSNSで拡散する人達で、
穴場も秘密の場所も白昼堂々の共通事項になってしまうご時世だから、
これは誰も抗う事が出来ない現実であるが、
取りようによっては不思議なバーチャルな世界とも言える。

 

 



南禅院の塔頭寺院である最勝院。



南禅寺本坊の裏山に建立されているせいか、
こちらの参道はモミジは以前はひと際鮮やかに紅葉し、
南禅寺境内は観光客で込み合っているエリアから、

 

 

 

 

 

 

 


ほんの数百メートルしか離れていないのに、
静かに思い存分に撮影できるのに少し後ろめたさもあるが、
それ以上に優越感を感じる場所でもあった( ´艸`)。





しかし、今年は以前に増して水路閣と同様に見渡す限り黄葉景色。



以前よりまして水路閣からの訪問者が多く、
人が入り込まない写真は時間掛かってしまう。






今年はこのパターンが多い、多過ぎる!



郷に入っては郷に従え、






こんな異常気象の今日、綺麗に紅葉したモミジに出会うこと自体、

無理難題になりつつあるでござる。



それ故に出来る限り黄葉を綺麗に撮ってあげるのが私流。。。





小さな境内に入っても殆どが黄葉のモミジだが、
右手の紅葉がやけに目立ち、
これならば黄葉の方が良かったのではと思ってしまう。



朱に交われば赤くなる、
黄に交わっても黄色くならないようだ!



裏口から出ると、

この山奥の先に奧之院があって、
修験道が修行する駒ヶ滝があるらしい。
いつも一度登ってみたいと思うのだが、
未だになされていない。



鬱蒼とした土地の岩とか壁が苔で緑色になるが、
こちらは黄葉の影響か?
不思議と黄色い褐色になっていた。

 

 

 

 

 

 

 



只今、黄葉前線南下中?黄葉前線注意報!