琵琶湖の水位が17日、基準からマイナス65センチを記録した。
過去30年の同時期に比べて低い水準で、
マイナス60センチを下回るのは2007年以来、14年ぶりだそうだ。
そう云えばこの一、二ヵ月京都もほとんど雨が降っていない。
この期間の雨量が紅葉の鮮やかさに影響すると言われているので、
今年は紅葉模様は少し厳しいかと思っているが、
それでも気分がどこか凛と昂揚する時節なので、
ささやかの紅葉風情お届けします。
目指したのは左京区の紅葉の聖地、真如堂。
北ドンツキ迎称寺の萩は僅かに枯葉を残すのみ。
真如堂の赤門を潜り、
青空に参道手前の紅葉が目を引くが、
これは葉の形からしてモミジの木では無い。
と言っても中央、両サイド参道の紅葉はこれからで、
本堂裏の紅葉はもっと後になる。
本堂北側の楓は幾分それらしくなってきている。
三重塔がようやく黄葉、紅葉に霞みだした。
到着した時の青空はいつの間にか消え去り。。。
瞬時に赤味を増したようだ。
今年の秋の「そうだ 京都、行こう。」の
紅葉風景は何処の寺になったかは知らないが、
2019年はこの真如堂本堂前のモミジだった。
まだ本格的ではないが、
西日に射抜かれ真の紅葉間近にときめいていた。
最初に見かけた赤門前の紅葉の木は、
どうもメグスリノの木のようだ。
それだったらムクロジ科カエデ属の落葉高木なので、
この紅さは当然と言えば、当然。
この分で行くと、本堂前はこの数日、
本堂周りはこの一週間、本堂裏は二週間、
赤門前の楓は三週間、それ以降は晩秋の風情になる模様。