昨日、突然訃報のニュースが飛び込んで来た。
ご存じと思いますが、瀬戸内寂聴さんがお亡くなりになられた。
戦友の美輪明宏さん、横尾忠則さんが惜しむ声を発せられていた。
私は直接見た事も面識も一切ないが、
40年ほど前に東京の人気作家さんとお会いする機会があって、
その用事を済ませて、
忙しい方だったのでその日に東京に帰る予定だったが、
瀬戸内寂聴さんにどうしても東京からの土産を届けたいので、
嵯峨野の寂庵にまで行きたいと言うので、往復2時間前後、
私は車での送迎役を買って出てお送りし、車で待機していた。
新幹線の時間が迫るのでものの数分で戻って来られたが、

お顔拝見できなかったが、玄関からは見送る寂聴さんの

天真爛漫のあの明るい声が暗闇の中に冴え渡っていた。

何とか私の暴走運転で新幹線にはギリギリ間に合った( ´艸`)。
寂聴さんのジャンルを超えて多くの方から愛され尊敬されていた。
こんな些細な事だったが、
寂聴さんはこれほどまでに慕われている方だなとつくづく思った。
そんな嵯峨野の寂庵のともし火が消えたのは、
後々も寂しさ続きそうだが、ご冥福をお祈り申し上げます。

さて、例年通り京都の紅葉狩りを始めなければいけないが、
正確に見頃の高雄方面は半日仕事になるので、
行くところにホトホト困るのが真実だ( ´艸`)。



取りあえず南禅寺の三門に到着。












平日ではあるが観光客が日増しに増えている。











三門からの参道の楓はこんな感じ!










南禅寺で最も早く見頃を迎えるのは、やはり天授庵。











拝観入り口でない門扉が開いている?







何時もは閉まっている筈なのに、本堂前庭が覗いていた!



この撮影は2日前なので、
今週末がピークで、池泉回遊式の書院南庭は
それから一週から十日ほどで見頃を迎える思われる。










参道は二週間以降。。。







水路閣、南禅院、奥の最勝院はまだまだ先になりそう。。。



南禅寺本坊もまだのようだが、
庫裏の右手、拝観とは関係無い、
南側だけが紅葉を早めていた。









この黄色い花はツワブキ?











まさしくこれはツワブキの紛れも無い黄色!

 

 

 

 

 

 

 





ススキと紅葉の景色は京都市内ではあまり見かけられないが、
ここは少し可能性があるのか?





この後、永観堂まで足を延ばしたかったが、
急遽用事を思い出し、南禅寺を後にする。



この日は曇りがちだったが、
牧護庵の山門から覗く睡蓮の池には青空が覗いていた。






梅雨の時期には三密だった池のヒツジグサは程よく間隔を保ち、
ドウダンツツジが勢いよくオレンジから紅になろうとしていた。



次回はおそらく紅葉見頃の場所を紹介予定。